続・熱中症

引き続きトリマーの大坂です(^-^)
前回は熱中症についてでしたが、今回は熱中症になり易い犬種についてです。
まず、どんなワンちゃんが熱中症を起こし易いのか…。
『注意度No.1はご存じ断然短頭種』
これはもう飼い主さんたちがご存じのことが多いです。
鼻の短い犬種ですのでパグ、フレンチブルドッグ、シーズー、ペキニーズ等になります。「短頭種症候群」という病気に陥る子がいるぐらいで、生まれつき呼吸をするのがちょっと苦手です。寝てる時、いびきかいたりする子が多いですよね(^-^)

左:正常な鼻の穴   右:やや狭い鼻の穴(鼻孔狭窄)
*写真はフリー素材より転用
『よく考えたら…の大型、長毛、寒冷地方原産犬種』
ピレニーズ、ハスキー等、毛量が多く、密に生えているワンちゃん達は見てて暑そうですよね。
『人的作出…肥満』
これは人と同じくといった感じですが、犬は体表に汗腺が少ない(ゼロではないです)ため、体温を下げるということを呼吸に頼っています。
太っている子は胸にお肉がついているので換気をすること自体がちょっと苦手です。肥満は先天的なものではありません。減量しましょう。おやつをあげてるなら、それをまず半分にしてみてください。
上記に挙げたワンちゃん達に限らず、条件がマッチすれば、どのワンちゃんも熱中症を起こす可能性は充分にあります。∑(=o=)!!

*短頭種の肥満…(T0T)
“Before”と”After”が逆なら良かったですね(^-^;
MAKUHARI Beans Petclinic
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