映画とファッション

【タクシードライバー】という映画。
1976年の作品なので、自身も中学生の時にレンタルビデオで借りて観たのが初めてだったのだけど
ヴェトナム帰りの元海兵隊員トラヴィスのファッションがエラくとんがっててカッコ良かった。
モヒカン頭にミリタリージャケット

後に知ったのだが、トラヴィスが着ていたのはM65というヴェトナム戦争当時に着られていたホンモノであるという。
当時、ミリタリー風というものにしか触れた事が無かった少年にとってそれはカッコ良すぎる憧れのモノだったのを覚えている。
後に【ランボー】であったり【プラトーン】でっあったり。。。

M65と映画上で再開する機会も増えたのだが、時代は【TOP GUN】のフライトジャケットが主流。

みんなトムクルーズと空軍ファッションのカッコ良さにヤラレてしまって
沢山のレプリカフライトジャケットが店頭に並んだ。
MA-1,B-3,N2-B,N3-B…
最初に着たMA-1に興奮したのは高校生の時だっただろうか。
因みに映画TOP GUNではMA-1は登場していない。。。
何かの先入観か、オトナ達の事情による陰謀か。。。
そして初めてホンモノのミリタリージャケットに出会ったのが19歳の京都。
M65との再開である。
完成されたディティールはファッション界にも大きな影響を与えたと言っても良い。

多くのブランドがそのカタチを真似てミリタリージャケットを作り
パリコレでもM65からインスパイヤされたと思われるデザインも多く生み出されたのです。

M65の原型でも充分にファッションとして完成されているコトが理解出来ます。
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ってコトなのでこのM65で充分満足なのですが。。。
敢えて不満を言うならば【綿×ナイロン】の素材である!というコト。
ハードな環境で生き抜くというミリタリースペックの機能性を考えると、
綿100%よりも綿×ナイロンの方が格段に上!
なのはわかりますが。。。
風合いやヤレ感を考えると綿100%が好きなのです。
そこで探していたモノが今回入荷です!!
【US Field JKT M43,M50,M51】
M65も同様なのですが、Mの次ぎに来る数字がそのモデルが開発された年代なので
M65は1965年〜 時代はヴェトナム戦争。
なので【タクシードライバー】や【ランボー】【プラトーン】の時代にマッチするわけです。
さて、今回の入荷は M43,M50,M51
なので第2次世界大戦(1939年から1945年)の真っ只中〜その後のかけての代物です。

ぱっと見はM65とあまり変わらないスタイルですが、少しずつ見ていくと別モノ。
M43


綿100%の素材はずっしりと重く、比類無き色感・質感に育っています。
WW?当時のモノです。



ボタン仕様なのはこの時代M43,M50のモノ
そしてM51

ココで大きな違いは【ボタン開き仕様>>ジッパー&スナップボタン仕様】に変更になったところ。


袖口:M43

M43とM51の60年代生産のモノには首元に防風フラップが付いてます。


※写真はM43
双方大型のポケットを装備しているので、
ちょっとした荷物ならバッグの携帯は必要ありません。

※写真はM43


一見同じように見えて、其々細かく見ていくと大きく違っていてオモシロイです。

70年前のVintage故、次回の出会いは何時になるか分かりません。。。
よってM51は1着ワタクシの手元に置いて
残り7着お店にてご紹介させて頂きます。
☆7,580円〜8,580円


Happy Time

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