〈 『資本論』と現代社会  第四回 / 第三回 〉 1月のわくわく学習会

 12月のわくわく学習会のテーマは、「『資本論』と
現代社会 第三回」でした。

 技術革新が進めば進むほど、モノはより速く・より
安く・より大量に生産されます。
 技術革新をうまく推し進めた企業は、収益を伸ばし
て、多額の内部留保を蓄えているそうです。
 技術革新の影で、労働者の立場はますます辛くなっ
ているようです。

 なぜなら、技術革新の狙いは、価値の増殖だけでな
く、労働者に対する支配の強化があるからです。
 生産力が上がれば上がるほど、労働者は楽になるど
ころか自律性を奪われていくとのマルクスの予言以上
に、技術革新に基づく生産性の向上は、労働者を無力
化させています。

 「2030年になれば、労働時間は週15時間となり、
人々は時間を持て余す」というケインズの予言は、実
現するのでしょうか。
 
 1月のわくわく学習会は、技術革新を中心に学んだ
12月に続いて、『資本論』の概要を読み解きながら、
現代社会と資本主義について考えます。

   < 1月のわくわく学習会 >
と き  1月15日(土) 14時00分~15時00分
ところ  開進学園
テーマ  『資本論』と現代社会 第四回
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613(14時から)
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net
page001
 
 < わくわく学習会 最近のテーマ >
十二月 『資本論』と現代社会 第三回 
十一月 『資本論』と現代社会 第二回 
十月  『資本論』と現代社会 第一回 
九月  日常生活の中で筋力アップ 
七月  心霊体験 
六月  性の多様性と日本 
五月  草々の見分け方 
四月  草々の力を借りれば 
三月  植物の薬効 
二月  森林療法
一月  森林と健康

十二月 森林の恵み 
十一月 知性あふれる植物 
十月  植物との対話 
九月  道ばたの草花 
七月  群衆心理 
六月  山岳信仰と修験道 
二月  日本の山岳信仰 
一月  地域民衆文化としての能

十二月 近代日本の絵画
十一月 江戸時代中期後期の絵画
十月  安土桃山・江戸時代初期の絵画
九月  鎌倉・室町時代の絵画
七月  平安時代の絵画
六月  日本絵画の歩み
五月  大相撲の静と動 
四月  世方と角界 
三月  くずし字で読む古文 第六回 
二月  くずし字で読む古文 第五回 
一月  くずし字で読む古文 第四回

十二月 くずし字で読む古文 第三回
十一月 くずし字で読む古文 第二回
十月  くずし字で読む古文 第一回
九月  さわやかな目覚め
七月  睡魔とのつきあい方
六月  雲の不思議
五月  富士山 大噴火
四月  腸内環境と発酵食品
三月  口の中 体の中
二月  精神病院の存在
一月  苦悩を手放す方法

 

        前回の問題 解答
 「七草粥」の七種の材料で、「母子草」とも呼ばれるの
は、「ゴギョウ」です。

  

        今日の問題 
 分業化の進展について、マルクスが述べた○○に入
る語句は、何でしょう。

 自然の体制では頭と手が組になっているように、労
働過程は頭の労働と手の労働とを合一する。
 のちにはこの二つが分離して、ついには○○的に対
立するようになる。
      『資本論』大内兵衛 他 訳 大月書店
  

 
    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です