「鰻と梅干し」 土用の梅干し その一

 梅雨時は、梅を漬ける時期です。
 梅雨が明ければ、鰻一色となる土用で
す。
 
 ところで、「鰻と梅干しの食い合わせ
は、良くない」という、俗説が出回って
います。

 人体実験で、鰻と梅干しを数日間食べ
合わせ続けても、何ら変化は出ませんで
した。
 栄養学的な研究でも、鰻と梅干しの食
い合わせによる弊害は、見つかっていま
せん。
 それでは、どうして「鰻と梅干しの食
い合わせ」の俗説が生まれたのでしょう。

 鰻はもちろんのこと、魚料理も、肉料
理も、昔は滅多に食べられませんでした。
 正月などの行事がある時に、限られま
した。

 ウナギの養殖法が確立せず、天然ウナ
ギだけに頼っていたため、鰻料理は、結
婚披露宴のように、数年に一度のお目出
度い席でいただく、特別料理でした。

 一方、梅干しは、毎日毎日食べている、
日常食の代表的存在です。

 「お目出度く非日常的な食材の象徴=
鰻」と、「平凡で日常的な食材の象徴=
梅干し」の、同席を遠慮すべきと配慮さ
れたのかもしれません。 <つづく>

umenomi 2019
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
  「マンゴー並木の町」と呼ばれているの
は、ベレンです。

 
      今日の問題 
 ビワには、100mg中0.2mgのビタミンE
が含まれています。
 ウメには、100mg中何mgのビタミンEが
含まれているでしょう。
  A 0.2mg
  B 0.4mg
  C 0.6mg
  D 0.8mg
  E 3.5mg

 

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