後援会の活動の一つに、
成人式を迎える卒園生に
ささやかなお祝い金を贈る事業があります。
親だけでなく、
親戚のおじさんおばさん達からも
祝われる経験の乏しかった彼らに、
せめて成人のお祝いはしたいね、と
後援会からお祝い金を贈るようになりました。
例年は、卒園生による語る会の席上で
大勢の前で渡していたのですが、
コロナ禍で語る会も中止、
訪れた卒園生に個別に渡す形になりました。
今年は人数も多く5人です。
新年の挨拶も兼ね、
お正月に顔を出してくれました。
この学年は、みな長く双葉で過ごした子たちで、
旧園舎を知っている最後の世代です。
仕事を頑張っている話、
自炊しているんだ、
と、スマホで写真を見せてくれたり・・。
社会に出て2年弱、
きついことも嬉しいことも経験し、
少しばかり大人になった顔の一人ひとりを
迎え、見送った正月でした。
そう、来年からは18歳での成人、
二十歳の成人も
あなた達が最後の世代でしたね。
成人の日、おめでとう。