後援会について

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昭和27年に房総双葉学園会(千葉県里親の会)が創設されたのを機に、里子の就職訓練、住居の提供、生活訓練の場を作ることが計画されました。

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その後、現在の地に今で言う里子の「アフターケア施設」若しくは「自立援助ホーム」として始まったのが本園であります。そして、現在は40名の子ども達が児童養護施設「房総双葉学園」として日々、暮らしています。

平成18年度1年かけて実施された施設小規模化(ホーム制)改築に伴い「後援会」の設立が承認され、平成22年度、理事会でも改めて設立が確認されました。

特に後援会設立の理由としまして以下のことがあります。

実は以前よりも児童養護施設の子ども達は高校進学できるようになりましたが、それよりも上位校(4年制大学、短大等)に進学することがまだまだ困難な状況です。尚且つ、措置延長をしても20歳までしか施設にいられず、とても奨学金だけでは卒業できないのも現状です。そして、本園から就職をする卒園生も雇用が不安定な社会状況で生活資金にも困窮することもあるようです。そこで、自立するまでの間の支援として、緊急時資金貸付などを行う必要性を感じていました。

私たちも今後、一人でも多くの方々に、このような状況にある児童養護施設の子ども達をご理解いただき、地域や社会全体で子ども達を支援して頂けるような新たな「社会的養護」の実現を図って行きたいと考えています。是非、設立趣旨をご理解頂き、後援会会員としてご賛同下さいますようお願いしたいと思います。

 

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