上京中の両親が靖国神社で頂いてきた銀杏の苗木。
以前から靖国神社では銀杏などの種苗を配っているとは聞いていましたが、実はその意図が
分からないでいました。
観光がてら参拝に伺った両親が一本の銀杏の苗木を持って帰ってきて、そこに一枚の手紙も添
えてありました。
「元戦車隊長 吉松喜三氏が、毎朝未明神社に詣で、落ちた実を拾い集めてみづからこれを洗い
清め、丹精込めて発芽育成し、神社に奉納されたもの。終戦後は靖国神社の献木に、更に遠く
は沖縄を始め、各地の護国神社その他に銀杏などの種苗を送る等、今日稀に見る奇特な方であ
ります。そのような次第の苗ですから、末長く育てて頂ければ幸いと存じます」
靖国参拝でいろいろと意見が賛否両論あるこの世の中。。。
賛否がどうこうではなく、事実、日本もあの頃は戦中の中にいました。無論、なくなった方も
おられます。
吉松氏が、どんな思いで銀杏の苗木を育てていたか。。。どんな思いで各地に送っていたか
日本人である以上知る必要があります‼
全く戦争には無縁の僕ですが、この銀杏を大切に育てたいと思います。