アーカイブ | 2月 2015

レインボーフーズのススメ

今日は今話題のレインボーフーズに関してご紹介します。

先日参加したAEAJ(アロマ環境協会)のセミナーの中でも入谷栄一ドクターがお話しされていました。

「野菜は体に良い」と言うのは皆さんよくご存知ですよね。

  
        

今その中で注目されているのが野菜や果物に含まれている「フィトケミカル」です。

野菜や果物に含まれる色素や辛味、香りなどの成分のことで、ギリシャ語の植物を意味する「フィト」と化学物質を意味する「ケミカル」という語から成る言葉だそうです。

不規則な生活やストレス、紫外線などの影響で発生する活性酸素によって私たちの健康は脅かされています。

この活性酸素をやっつけるのが抗酸化物質。

私たちの体の中でも作られていますが、次から次へと発生する活性酸素に追いつかず、不足しているのが現状です。

そこで「フィトケミカル」の登場 ekured

「フィトケミカル」は野菜や果物が紫外線や害虫などから自らを守るために作り出している、正に「植物の化学物質」です。

この物質が人間の体内でも抗酸化物質と同様に働いて、活性酸素を取り除いてくれると言うのです。

そこでフィトケミカルの多くを占める野菜や果物の色素成分に着目。

赤、橙、黄、緑、紫、黒、白の7色のパワーを持つ野菜や果物を積極的に食べる事が奨励されています。

これがレインボーフーズのススメです。

* 赤系フィトケミカル(リコピン、カプサンチン等): トマト、すいか、パプリカ、とうがらし等

* 橙系フィトケミカル(βーカロチン等): にんじん、かぼちゃ、マンゴー等

* 黄系フィトケミカル(ルテイン、フラボノイド等): とうもろこし、玉ねぎ、レモン、柑橘類等

* 緑系フィトケミカル(クロロフィル): ほうれんそう、ブロッコリー、モロヘイヤ、春菊等

* 紫系フィトケミカル(アントシアニン): ブドウ類、なす、紫キャベツ、赤シソ等

* 黒系フィトケミカル(βーグルカン、カテキン等): 椎茸、ゴボウ、柿、バナナ、緑茶

* 白系フィトケミカル(イソチオシアネート、硫化アリル等): キャベツ、大根、玉ねぎ、ニンニク等

我が家ではレインボーフーズを入れたスムージーを毎朝作って飲んでいます。

簡単で効率よく7色のフィトケミカルが手軽に摂れます。

皆さんもお試しくださいface01

投稿日: 2015年2月20日 カテゴリー: 健康

バレンタインチョコ

昨日はバレンタインデーでしたね。

この日は男女関係なく愛する人にプレゼントをして、愛を表現する日。

海外では男性が女性にお花を贈るのが主流だそうです。

でも日本では女性から男性に愛を告白してチョコレートを贈るのが主流。

私もこの日ばかりは愛(感謝)を表現しようと思い、我家の男性陣に心を込めてチョコレートを作りました。

ブランデーと細かく刻んだチェリーコンポートを入れたトリュフにしました(*^_^*)

「若返りのハーブ」 ローズマリーで若返りましょう

ハーブにはそれぞれ色々な興味深い云われがあります。

又ハーブには全部学名が付けられていますが、その学名にも様々な意味が含まれています。

今日はハーブのそんなお話しをご紹介します。

今日は誰でも良く知っているローズマリーのお話し。

ローズマリーは地中海沿岸原産の常緑低木で、葉にはショウノウのような少し刺激的な香りがあります。

春から初夏にかけては紫青色の花を咲かせます。

この紫青色のお花にもステキな伝説があるのですよicon12

ローズマリーの花はもともと白い花でしたが、聖母マリアが青いマントをこの木に掛けたところお花が青くなったという伝説から、ローズマリーには「マリア様のバラ」というニックネームもあります。

ローズマリーの学名は「Rosmarinus Officinalis」

Rosmarinus(ロスマリナス)はラテン語で「海のしずく」を意味します。

ローズマリーの木は海岸近くにも生え、小さな紫青色のお花がまるで海の波が散ったしずくのようであることからつけられたと言われています。

ロマンチックですねicon12

Officinalis(オフィキナリス)はやはりラテン語で「薬用の、薬効がある」と言う意味を含んでいます。

ローズマリーは強壮、活力を与えるハーブとして古くから民間薬として使われていました。

そして「若返りのハーブ」としても知られており、「ハンガリー王妃の水」の主原料として用いられたと言われています。

「ハンガリー王妃の水」のお話しとは・・・・

中世ヨーロッパの医学にハーブや精油が盛んに用いられ始めた頃の事。

14世紀のハンガリー王妃エリザベート1世は若くして夫をなくし、ハンガリーの君主として長きにわたり善政をしていました。


            

所が王妃が晩年になった頃、手足が痛む病気にかかり、政治もままらなくなってきてしまいました。

これを気の毒に思った修道院の僧侶が王妃のためにローズマリーを主原料として作った痛み止め薬を献上しました。

すると症状がみるみると良くなったばかりかどんどん若返り、70才を超えた王妃に隣国ポーランドの王子が求婚したというのですから驚きです。

その後この痛み止め薬は「若返りの水」と評判が立ち、今に伝えられています。

今でも「ハンガリアンウォーター」としてとても人気があります。

実際にローズマリーは血液循環を促進したり、免疫力を高める働きがあります。

又脳に活力を与え、自信ややる気を引き出し、集中力を高めてくれるハーブとしても有名です。

認知症予防にもローズマリーが使われているのはもう知られていますよね。

このように「若返りのハーブ」ローズマリーを活用して元気に若返りましょうね pinkheart

メディカルハーブ 花粉症対策のために

立春が過ぎて、日差しも少しだけ春に近づいて来たような気がしますね。

「早く暖かい春が来ないかな・・・」と春の訪れを心待ちにしている方も多いと思います。

が・・・中には春は「花粉の季節」と今から花粉対策を始めていらっしゃる方も又多いのです。

実は私もその一人。

私のこの時期から始めている花粉対策はハーブティーです。

今日は花粉症の方にお勧めのハーブティーをご紹介します。


        

* エルダーフラワー

エルダーフラワーはフラボノイドを豊富に含むハーブの代表格です。抗アレルギー作用があるので花粉症状の元である鼻粘膜の炎症や目の充血を軽くしてくれます。

3gのドライハーブを熱湯で3分間抽出して一日に何回も飲みます。飲むときに湯気をたっぷり吸い込むようにするとより効果があります。

イギリスではハーブコーディアルと呼ばれる自然飲料として飲まれています。

サロンでもエルダーフラワーのハーブコーディアルをウェルカムドリンクにお出ししています。

 
                            

* ネトル

ネトルはマタニティーの方にもお勧めするハーブティーとしてもご紹介しましたが、フラボノイドや葉緑素、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれたハーブです。

抗アレルギー作用があり、アレルギー疾患や体質改善の目的で飲まれます。

ドイツなどでは春先のアレルギーの予防にネトルなどのハーブを用いて「春季療法」として盛んに続けられています。 

ネトルは症状を直接緩和するというよりもアレルギー体質そのものに働きかけて改善を促すタイプのハーブですので長く続けることが大切ですね。

やはり3gのドライハーブを熱湯で3分間抽出して飲みます。


             

どちらのハーブティーもとても飲みやすいハーブですので、今から毎日飲む習慣を付けて花粉の時期に少しでも快適に過ごせるようにしましょうね。

* サロンでは他にも様々なハーブを置いてお客様にご紹介しております。ご興味のある方はいつでもお気軽にお訪ね下さい。

投稿日: 2015年2月8日 カテゴリー: ハーブ

マタニティーのためのアロマとハーブティー

昨日はサロンに妊娠37週目のお客様をお迎えしました。

午前中にマタニティーピラティスのレッスンを受けられて来たということで、サロンではフェイシャルトリートメントで寛いで頂きました。

マタニティー用の精油は、ホルモンに働きかけるものや子宮を刺激するような性質のものは避けた方が良いので、選択はかなり制限されます。

その中で、気分を明るく又すっきりさせる柑橘系のアロマがマタニティー用のアロマとして使われています。

*オレンジスウィート *グレープフルーツ *ベルガモット が相応しいマタニティー用アロマと言えます。

昨日はお客様にオレンジスウィートとベルガモットをブレンドしてトリートメントオイルを作りました。

甘く爽やかなオレンジの香りと優雅なベルガモットの香りのブレンドでとても気に入って頂きました。

お土産にこの2つのアロマをブレンドしたアロマスプレーを作ってプレゼントしました。

出産の時にもこのアロマスプレーを病院に持って行って下さるそうです。

妊婦さんにとって香りで癒される事って大切ですね。

トリートメントの後はマタニティー用のハーブティーとしてネトルとカモミールをブレンドしました。

ネトルは妊娠中に必須な成分である鉄分、ミネラル、葉酸の補給のために、そしてカモミールは妊婦さんの体を温めてくれます。

フェイシャルトリートメントにより体中の代謝が良くなり、更にハーブティーで暖まり、体中がポカポカになりましたと喜んで頂きました。

妊娠中の不安定な体調や気分をアロマセラピーサロンでゆっくり癒してください。