立山アルペンルート!

 

 

 

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立山HPより

神仏習合の時代、日本海を航行する船は現在の石川県の沖合いを通過するとき、帆を下ろして白山を遥拝する習わしになっていたそうです。立山のすぐ南側にある霊峰白山からは、このように当時のもっとも有効な移動手段である海運により、白山信仰が全国的な広がりを見せていました。しかし能登半島という大きな防波堤が横たわる越中で発祥した立山信仰は、位置的には白山の隣にありながら、終始白山信仰から独立を保つことができたと考えられています。
開山縁起によると、後に立山信仰の中心となる立山寺(岩峅寺、芦峅寺)を開いたのは、白山の泰澄のようなすぐれた修験者ではなく、奈良時代の越中国守佐伯有若の息子、有頼であったとされています。矢傷を負った熊を追って山へ分け入った有頼が、矢を射立てられた阿弥陀如来の姿に接して発心し、慈興と名のって立山寺を草創したと伝えられています。物語の信憑性はともかくとして、呪力のすぐれた修験者による開山伝説が多数を占める中で、立山信仰の独自性を象徴する特異な開山縁起であるといえるでしょう。
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