雨雲レーダーの円い雲の原因は?

6月に気象庁の雨雲レーダーで見つけた円い雲が
原因がわからずにいましたが、ストリートビューで
円の中心付近にレーダードームを見つけました。
レーダードーム

阿武隈川の堤防の上に有ります。
レーダードームc

盆地の周囲の降水量をレーダーで観測して
この水門の開閉をするようです。。
レーダードームb

レーダーの目的は想像できましたが、
円い空間の謎は残ります。

空白が真円なのは、360度どの方向からも
一定時間 反射波が来ない事になります。
気象レーダー丸い雲 (4) - コピー

考えてみたのですが、こんなことなのかも・・・
周辺に低層雲が無く、約5キロ上空に高層雲が有ると、
最初の反射波が戻ってくるまで往復3マイクロ秒掛かり
その時間に相当する半径5キロの空白が生じるのでは?
盆地の底からの周辺の雨雲観測ではアンテナの仰角が
大きいので高層雲からの反射を受けてしまい、この様な
ゴーストが生じるのではないでしょうか。

初めの記事はこちら
ナニコレ!こんな雲ありですか!!

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2 Responses

  1. 張子の虎 より:

    あまりお考えが過ぎますと、夜お眠りが浅くなりますよ? それでなくても寝苦しいです。

    • オイッチニ より:

      気になったことは、調べはじめると止められないですが、
      楽しいので苦にはなりません。

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