僕が子供の頃の話です。
昔、アイスキャンディーをペロペロし終えると
笛になるアイスキャンディーが僕は大好きだった。
ある日、
家の前の広場で友達と
「カカシ」という遊びをしていた。
「カカシ」とは
カカシの絵のマスを線で書いて
そこを片足や両脚で石を投げて頭のてっぺんまで
登り詰めるゲーム。
そう、サバイバルな遊び?
しかし、僕はしくじった?
ペロペロし終えたアイスキャンディーは
笛になるもんだから、ピュ~ピュ~しながら
ずっと口に咥えながらカカシを始めてしまった。
ジャンプし、着地した瞬間、その笛が僕の太ももに当たり、
そのまま、口の中の咽喉に突き刺さったんだ!
あまり、痛みはなかったような記憶だったが
とにかく、ものすごい出血量だった。
しかも、口から鼻から真っ赤の血を吐いたもんだから
友達はみんな、ぶったまげて
逃げて帰っちゃったよ!
僕は口から鼻から大量の血を吐きながら帰宅した。
母親はびっくりすると思いきや何気に冷静で
僕の方が逆にびっくりした記憶があります?
「やっちゃん、どうしたの?」
「アイスキャンディーの笛が咽喉に刺さった?」
「口の中だから次期、血は止まるよ!」
「とりあえず、買い物ついでに?病院へ行くよ?」
病院に行っても医者の言うことは母親と言ったこととほぼ、同じだった。
「何のせずにそのうち、傷口はふさがります!」との事。
今回の暗い過去事件で一番、記憶に残っていること
口から鼻から血を吐いた子供の前で
沈着冷静だった母親だね!
さすが、かぁ~ちゃんだ!
続いている僕の暗~い過去シリーズ!
すべて、実話です。