昨夜、塾から帰ってきた息子はスーパー不機嫌な様子
「おい、調子はどうだい?」
「うるさい、黙れ!」
「はぁ?」
「おまえ、親に対して・・・・・」
(続きは心の中で言った。親に対してなんだっ!その言葉は!
)
「パパ、やめてよ!」
「そっとしといてあげて!」
僕はグッと堪えてもう一杯、酒を飲んだ
・・・・・・
息子が寝静まったあと、妻から話かけてきた。
(久々の会話か?)
「あのね、塾で一番上の難関クラスに入れたんだけど、やっぱり頭のいい奴には勝てない」
って涙ぐんでいたらしい。
「チャレンジテストで最後の問題がどうしても解けなかったらしい」
「そういうテストは誰でも解けないような問題を出すのさぁ!」
「それも最後にね!」
いや、解けた子が何人かいたらしい。
それがどうしても悔しいらしい
「そうか!」
「けど、頭のいい奴、上をみたらキリがないぜ!」
「息子だって今、学年で10番以内にいるんだからもっと、自信持てばいいのに」
「パパはそんなんだから駄目なんだよ?」
「ごめんなさい」
息子なんて言ったと思う?
「何でもっと頭のいい子に産んでくれなかったんだよ?」
って!
・・・・・・・・・
息子はもっと、大事なことを今、見失っている時期なのだろう

けど、パパが悪かったよ。
・・・・?
だって、
僕が子供の頃、問題が出来なくて
悔しい思いなんかしたことなかったから!
わからないや!出来ないや!
まぁ、いいか!
ごめんなさい
