これは地元放送局「TBC東北放送」が映像として後世に残すために
143分収録した映像記録DVDである。
東日本を襲った未曾有の大震災
2011年(平成23年)3月11日(金)午後2時46分、三陸沖を震源とするマグネチュード9,0の巨大地震が発生。そして三陸沿岸を中心とする太平洋沿岸を襲った大津波。
数百年あるいは千年に一度といわれる東日本大震災である。
これまで先人たちは、津波の恐ろしさを、石碑、古文書、絵図と記録方法を変えながら後世に伝えてきた。
しかし、これほどの大津波を現実に起こりうる事として捉えていた人はどれくらいいただろうか。
このDVDには東北放送(TBC)の報道カメラマン達がとらえた映像をはじめとして、宮城県内各地で撮影された巨大地震・大津波が収録されています。
ビデオカメラや携帯端末が復及した、この時代だからこそ記録可能だった数々の映像は、想像を遥かに超える自然の脅威を伝える記録として過去に例をみない。
また専門家による巨大地震・大津波のメカニズムの解説、地震直後の停電のため視聴できなかった人が多かった当日のTBCテレビのニュース映像も一部収録した。
この東日本大震災の記録が、今後の地域防災・防災教育に役立てられるとともに、時代を越えてより多くの人達に伝えられ、将来起こりうる被害を未然に防ぐ一助になればと願う。(本品の解説より抜粋)
私達はどんな形であれ、子供たちに今回の震災の記録を残さなければいけない。
そしてこの記録を教訓にまた、起こりうる大震災に備えなければいけないと強く思います。