こんにちは(*^▽^*)こっこママです。
今日はちょっと子育てとキャリアについて考えたことを書きます。
私、以前、心理学の勉強をしていました。特にキャリアに関する学びは長くて、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの資格をとり、仕事をしていました。企業の中でも研修の部署で仕事をいたりして、700人以上の新入社員に新人導入研修を実施して、新人の成長や仕事をみてきました。
そこでとっても気になることがあったんです。
新人達(若手社員)のタイプが2極化してる。。
一方は何があると内にこもってしまって、どんどん自分を追い込んでしまう。
もう一方は、楽観的で、間違いやミスもあるんだけど、それすら力にかえて成果を出していく。
前者のタイプは、楽しそうに仕事をしている感じがあまりありません。配属されて何年かするとうつ病で休職したり、会社に来れなくなる人もいました。一方後者は仕事だけじゃなくプライベートでも楽しんでいました。離職率も低くて、離職したとしても「もっとやりたいことができた!!」と常にエネルギーに満ち溢れていました。
もちろん、本人が納得しているなら、どちらのタイプでもいいんだけど、私はやっぱり一日の大半をすごす会社では仕事を楽しんでほしい、それが会社の利益にもつながると思い、若手にキャリア研修なども実施しました。
しかし、企業の中での研修では、その場ではいきいきとした顔を見せてくれても、すぐに職場に変えるともどってしまうのです。
どうしたら後者のようなタイプに、仕事を、今を楽しめる人材を育てられるのか?
悩みに悩んできた答えが子育てをしているなかで少しずつわかってきました。
大きな違い・・・
それは・・・
今までの人生の中でどれだけ条件付けの愛を受けて生きてきたか。
今までの人生の中でどれだけ無条件の愛を受けて生きてきたか。
この差が大きいんじゃないだろうか・・と。
条件付けの愛情って、子供が間違った道に進んでいたとして、それを自分(親)が良いと思う道へ導こうとする。その人(子)の行動を否定し、裁き、操ろうとすること。
簡単な例だと子供が楽しんでめちゃくちゃな色でお絵かきをしているときに、りんごは赤で塗った方がいいとか、口を出しちゃうこと。
一方無条件の愛って、その人(子)が本来持っている価値を認めること。その人(子)独自の考え方や感じ方を認める。その人自身とその人の行動とを分けて考え、目に見えない可能性を信じること。お絵かきを楽しんでいるなら、どんな色使いだってOK!その子の考え方や感じ方を大事にしてあげられること。
個性を修正されて生きてきたのか、個性を尊重されて生きてきたのか?その違いが大きいんじゃないかと感じています(あくまで主観です)
新人の話に戻って、前者の新人君たちは、それはもう、こちら(講師)のいうことに忠実に動いてくれる。真面目に。真剣に。でもそれ以外はしない、言わない。
一方後者の新人は、こちら(講師)のいうことも聴くけど、おかしいと思えば意見をしてくるし、もっといいアイディアがあれば相談しにきてくれる。それは自然に。
今、会社で求められる人材は、後者です。
新しいアイディアがないと生き残れない時代。
特に子供たちが大人になる時代は、言われたことだけやる社員はそのうちロボットにとって代わられるかもしれない。
だからこそ、子供のためを思うのであれば、日本をより豊かにしたいと思うのであれば
無条件の愛で子育てすることってほんと重要だなと思います。
正直、難しいけど。私も日々試行錯誤だけで、日々条件付きの罠にはまってるけど。
でも笑顔で楽しんで仕事ができる子になってほしいから。
子供の可能性を見てあげられる子育てしていきたいです。