とあるパン屋で頂いた。
置物じゃあないよ。
しかし、
本物だけれど
食べられない。
値札が付いていないソレは
籠に入れられ
“もそっ”
と飾られていて
ガン見する程
気になって。
勇気を出して聞いてみた。
「これって本物ですか?」
何だか、お店に
本物かを尋ねるのも
ケッタイな話だ。
乾燥していて
ガッチガチに固いそのパンは
今にも食べられそうな
良い匂いを発している。
てゆーか、もしかしたら
今ならまだ間に合うかもしれない。
ふと、指輪物語のレンバスを
思い出した。
「良かったら差し上げますよ。
遊びで作った物ですけど」
店員さんは微笑みながら
そのパンを袋に入れてくれた。
防腐剤は入ってないから
カビが生えたら捨ててね。
って。
そっか。
ガッチガチになってても
まだパンは生きているんだ。
ぴ~んぽ~んぱ~んぽぉ~ん。
お知らせです。
携帯(また)止まります。
例によって
いつ止まるか
いつ復活するか
未定☆
お友達の皆様
宜しくお願いします。
ぴ~んぽ~んぱ~んぽ~ん。
生きないのは
アタシの携帯。
そう思いながら
持っていた死にそうな携帯と
パンを暫く眺めた。
…なんだそれ。
orz