今日3月1日、
新しくなった中央児童相談所で
小さな研修会がありました。
テーマは
『社会的養護出身の当事者の語り』。
ファミリーホームのスタッフや、
施設の里親支援専門相談員等
よりよい養育を考えていくための
研修会でした。
ゲストスピーカーの一人として
双葉学園出身のAさんが語ってくれました。
振り返って感じる施設の生活や
揺れた思春期を経て
何が自身を見つめ直すきっかけになったか等
ものすごく率直な言葉で語ってくれました。
その中で、
もう一人のゲストスピーカーの方も言われていた
『語ることの意味』というものが心に残りました。
初めて自分自身のことを自分なりの言葉で語った時、
思いがけず、聞いてくれる人たちがいた驚き、
その中で、少しずつ芽生えていった自信や肯定感。
言葉は、何かを変えていく・・・。
Aさん、今日はありがとう。
そして、施設やファミリーホーム、
里親家庭という枠を超えて、
もっともっと語り合っていけたらいいな、
そんなことも感じた今日、
もう3月、春はもうすぐです。