今回で二回目の職場体験の受け入れをさせて頂きました。
本郷中学校の中学二年生の女の子。
将来の夢は美容師という彼女にどれだけ美容師という仕事の楽しさを伝えられるか、また、
働くという意味をどれだけ分かってもらえるか、課題でありました。
当然、まだ中学生ですから将来の夢の美容師は漠然としたものであり、どちらかというと
美容師の派手な部分だけの情報で解釈をしている部分も多くあります。
朝、オープン前からタオルたたみや掃除、道具の準備に朝一のお客様の準備…
開店からずっと立ったままで、施術をやりながらお客様と会話もする我々を、初日の彼女は
驚いていました。
今まではお客さんとしてしか来たことのない美容室。立場が逆になり今まで見えなかった
状況にキョトンとしていた彼女。。。
美容師さんの在り方以前に、「仕事」というものに少し重点を切り替えプラスして美容を
楽しんでもらいました。
何のためにそれをするのか。 それをするためには何をすべきか。 この辺りは彼女の
今後に不可欠なキーワードになってきます。
そこのキーワードに向き合わない限り、社会人になり仕事をはじめたところでリタイアして
しまう。
美容師さんが楽しそうに仕事ができているのは、夢や希望、そしてそんなキーワードに
常日頃頭をフル回転させているから。。。 そんな思いを伝えてあげました。
また、事実我々も同じくいい勉強をさせてもらいました。美容師として、社会人として、
大人として、自分たちの立場や見え方を知ることができました。
職場体験。。。 世の中体験とでも言えるものです!