海辺の活性化事業について

172735海岸線の背景

千葉市には全長42kmにも及ぶ海岸線があります。かつて本市の海辺には遠浅の海が広がり、保養地として文人墨客に親しまれ、海水浴や潮干狩りのシーズンには多くの人で賑わっていました。
高度経済成長期に埋め立てによって海岸は失われましたが、その後、新たに市民にレクリエーションを提供する場所として、稲毛から幕張にかけては、延長4.3kmに及ぶ人工海浜が整備されました。
今日、いなげの浜はウインドサーフィンのメッカとして知られ、幕張の浜は多種多様の大規模なイベントの会場として利用されています。

 

172735海辺エリアの今後の目的

海辺のグランドデザインは、20~30年先の将来を見据え「海辺エリア」をはじめ、その周辺の活性化を図るため、官民が連携して、海辺が持つポテンシャルを最大限引き出しながら、新たな魅力づくりに取り組んでいく方向性を示すものとして策定しました。
具体的には都市生活のあらゆる場面で地域固有の資源である海辺が活用されていく新しいライフスタイルを発信・提案し、市民をはじめ多くの人々が充実した時間を過ごすことができる場所としていくための理想的な将来像を描いたものとなっています。この将来像を実現していく上では、行政のみならず、市民・民間事業者の皆様の参画が大きく期待されています。