ご葬儀に参列することはあるにしましても、実際ご葬儀を出す側に立つことは長い人生の中でも1~2度あるかないかではないでしょうか?葬儀の形式や作法、通夜告別式までに決めなければならないことや準備するもの等々、ご葬儀に不慣れなのが当然ですし心配ごとも多いと思います。その中でも葬儀の価格について心配される方が多くいらっしゃいます。お電話でのご相談でもこの点が一番多いと思います。
「全部でいくらかかるのか?」こういったご質問が多いのですが、お電話口で一口に「そうですね、ざっとこれくらいです」とお答えできないくらい、葬儀の価格を決めるのには細かな打合せが必要となってきます。ご葬儀の価格は大きく分けて「祭壇(プラン)の価格」「プラン外のオプション品」「返礼品」「飲食代」「供花」「宗教者へのお礼」の6項目から成り立っており、地域によって異なる場合もございますが、ほぼどちらの葬儀社様でも共通な構成になっていると思われます。ご葬儀の打合せにおきまして、まずは日程や葬儀会場の決定、寺院など宗教者の手配連絡及び葬儀形式の決定と進み、弊社ではこの段階から葬儀の価格についての打合せを詰めていく格好となります。「祭壇(プラン)の価格」につきましては全体で見積もるご会葬人数によって決定したり、当然ご予算もありますのでそれらを考慮して決定していく流れとなります(弊社の各プランにつきましては当ウェブサイトのプラン内容をご覧ください)「プラン外のオプション」につきましては、必ずしも用意しなくてはならないものではなく、ご予算、ご要望、例えばセレモニーホールから火葬場へご遺族、ご親族を送り迎えするためのマイクロバスなどが代表例となります。こちらも当ウェブサイトのプラン内容でご確認頂けます。プラン決定後はご遺族、ご親族の人数の把握と一般参列者のおおまかな人数を打合せ、それにより「返礼品」の種類と数を決定したり、通夜振る舞いの料理の数、告別式に際しての精進落としの種類と数を決めていくことになります。飲食代はご用意した分、そのまま費用として掛かってしまいますので、多くても少なくてもいけませんので細心の打合せが必要となります。返礼品は使用分のみ費用として計上しますので、残った分については返品が効きますのでご安心ください。「供花」は祭壇の両脇上段より血縁の濃い方から順にお飾りすることになり、基本的には喪主から始まりご遺族、ご親族、会社関係、友人知人といった順で並べていくことになります。費用のご負担は各々にお支払いいただくので、基本喪家でご負担いただく供花は喪主分のみとなります(例外もあります)最後に宗教者へのお礼、いわゆるお布施というものです。仏教、神道、キリスト教など様々な宗派や形式がありますが、地域やそれぞれの宗教者によってお布施の額も変わってきます。お布施は相場というものがありませんので宗教者に直接聞いていただくか、どなたか詳しいご親族からお聞きしてお渡しするかになります。これら6項目を合計したものが「全部でいくらかかるか?」の葬儀の総額になるわけですが、文章だけですと非常に伝えにくい部分が多いのが事実です。事前に弊社のような各セレモニーホールへお越しいただければ細い説明や正式なお見積書の提出が可能ですし、素朴な疑問として「葬儀の価格は全部でいくらかかるのか?」といった心配と不安を拭う意味でも、雅セレモニーでは事前のご相談を積極的におすすめしております。重ねて当ウェブサイトでは自動で概算のお見積もりを作成することができますので、ぜひそちらもご活用いただいて参考になさって下さい。