時々ショート漏電

築10年位の高級マンションでのこと。
漏電ブレーカーが落ちるとの ご依頼で訪問
東電さんがΩ(ショート)だと言って帰った回路を
メガーで見ると無限大(漏電なし)???
ためしにONすると異常なく各部屋に通電
アチコチのコンセントやスイッチなど
開けられるところを点検中にバンと言って
漏電ブレーカーが落ちたのでメガーで計るとなるほどΩ
その後しばらくして測ると無限大!???
その後、配線をいくらゆすってもショートせず
様子を見ていただくことに・・・・
翌日また落ちた!と電話 前回と同様 漏電なし??
前日見た洗面台のコンセントをもう一度開けた時にバン!!
dsc04368

壁埋め込み式の小物棚を外してみると
dsc04367
dsc04362

Fケーブルを棚の取り付けネジが貫通していた!!!
dsc04360

ネジも一部が融けて錆びていました。
dsc04363

10年も経ってからショートする なんて有るんですね。
10年前に最初に通電した時スパークして わずかな隙間が出来て
接触していなかったのが、ネジの錆びが進んで、隙間がなくなり
ショートしたようです。
貫通部分を切り取ってコネクターで接続
配線を金属骨組みから離して取り付けて完了。
dsc04365
漏電調査は所要時間が予測できないので、
いつも苦労します。

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壁の中で火花!!

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