危ない!昔のコード

「階段の明かりを点けたらブレーカーが落ちた」とのご依頼!
 築4~50年くらいのお宅で、階段の照明のコードの中の
ゴムの被覆がポロポロ状態で、電線が裸になってショート
していました。
 当時の丸打コードは、外見はきれいでも内部の絶縁はゴム製で
電球の熱で劣化して、非常に脆くなっています。
 特にペンダント照明は電球の交換の時などにコードが
曲げられるので、中のゴムが崩れてショートしやすくなります。 
dsc09329

 天井側もこの通り!
当時は こんな取り付け方で 通用したんでしょうか?
dsc09334

良く見るとこちらもゴムが切れています。
dsc09336

 この様な建物にお住まいのお年寄りは、オフラインですから
この記事を見てもらえません。
 もし、ご実家が古い建物で、むかしのペンダント照明をそのまま
使っていたら電器店に依頼して交換してあげてください。 
 運悪く、普通のブレーカー が落ちない程度のショートで
火花が出ても、漏電ブレーカーは感知しません
 ここでショートして火花が飛ぶと周囲は布とゴムですから
炎上して、とても危険です。

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2 Responses

  1. オイッチニ より:

    劣化と言えば、われわれの体も同じ運命・・・・・
    お互いに、気を付けなければいけませんね。

  2. ムラ より:

    丸うちコード
    又また 懐かしい言葉が出てきましたヽ(^。^)ノ
    40年~50年経つと全てが劣化。
    気を付けましょう。

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