テレビドアホンの子機修理

特殊なネジを回して分解したテレビホン子機の続きです。
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意外な所に原因が有りました .
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充電端子を外してみると
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端子の下の半田が、黒く変色している!
端子の取り付けが裏蓋の留めネジと共用になっていた為
プラスチックの変形と共に端子との圧着が弱くなって、
電蝕や酸化が進み、抵抗値が増大して発熱し
半田がさらに酸化変形して最後には通電しなくなったようです。
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半田を盛リ直して組み立てても、また同じになるので
ひと工夫・・充電端子にリード線を付けて・・
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基板に接続
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組み立てのネジは同じサイズのプラスネジを使いました。
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充電ランプの点灯を確認して完了です.
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半田に圧着する接続は、接触不良が起こりやすいので
こんな設計をしてはいけませんね。

最初の記事はこちら
回せないネジを外す?

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4 Responses

  1. ふくすけ より:

    7年前の記事に今更のコメントですが、症状は多少異なりましたが開けてみると同様の症状でした
    買い替えるか迷っていたのですがおかげさまで1時間ばかりの手間で修理完了です。ありがとうございました

    このネジはOSGが販売している「LHスティックス」の互換品のようです、以前はレンチを買うのに身分証明を要求されたような・・・

    • オイッチニ より:

      ふくすけ さん
      コメントありがとうございます。
      お役にたてて良かったです。

  2. オイッチニ より:

    普通、この様になると、2万円ぐらいの子機を買い換えるのですが
    今回は、分解ができたので、着替えの1/3以下の費用で修理が出来ました。

  3. ムラ より:

    聞きなれない単語ばかりで理解できませんが・・・ エッ~!ここまで修理したんですか? 率直な感想です。

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