コンセントが焦げた!というご依頼です
なるほど、かなりひどい状態です。
電子レンジ、炊飯器、オーブントースターなどは
いずれも、1000W前後の消費電力ですから、
発熱しやすいのと、この様に、家具に付いている
コンセントは、耐熱性が悪かったり、内部の構造が
不完全だったりして、焼け焦げてしまう物が多いです。
この様な発熱に対して、漏電ブレーカーは働きません!
また、待機電力を気にして、使用の都度 プラグを
抜き差しすると、コンセントやコードが傷んで、
発熱や焼損の原因になります。
最近の製品の待機電力は、極端に少なくなっていて、
0~1W以下の物がほとんどです。
一か月 僅か十数円を節約して、
電気製品やコンセントを故障させては、
まさに、本末転倒です。
ただし、電気ストーブなど、故障でスイッチが
入ってしまった時に火災になる可能性の有る物は、
長時間使用しない時には、コンセントを抜く
必要が有ります。
さらに、冷蔵庫の後ろなどで、流しの水が
跳ねたりして濡れる可能性のあるコンセントは、
埃などが溜まっていると、トラッキング現象で発火
する可能性が有りますが、トラッキング現象も
漏電ブレーカーは働きませんので、
ご注意ください!
年に数回点検をしましょう。
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ムラさん
張り子の虎さん
参考になれば、幸いです。
このように例をあげて頂いて、見ていますと
恐ろしくなりますが、気を付けて使わないとと
思います。
丁寧なアドバイス有り難うございました。