アンティークラジオの修理です。ダメ元で良ければと引き受けました。
内部はこんな感じです。
両側のツマミは膠着していて動きません。
回路は昔ながらのスタイルだが、ICが使われている。
トランスからの配線が切れているので、まず接続・・音は出ず。
左側のツマミはボリュウムで、油を注して動かしたら回復しました。
右側のツマミはバンド切り替えスイッチでした。
クリック用のバネを調整して動くようにしましたが、音は出ません。
アンテナコイルの巻数が多いのが気になりました。
さらに、カバーのネジが基板を割ってパターンが切れていました。
基板を補修したら、やっとノイズが出てきましたが、ダイヤルの
左の端で、文化放送より上の周波数の局しか聞こえません???
イタリアのラジオは中波以外に長波や短波にも放送が有るらしく
中波から短波まで連続して受信するダイヤルで
ラジオ東京以下は受信できませんでした。
アンテナコイルの巻数が多いのは長波受信の為でしょう。
これ以上は、修理ではなく改良をしてゆくことに為ってしまうので
ここまでで終了しました。
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