先日のVHS-Cカセットアダプターの修理で
テープを差し込むと蓋を閉める前に
モーターが動き出してしまい、テープを
噛み込んでしまいました。
蓋とモーターコントロールの関係を
調べる為に再度分解して動作を解析
この板バネがへの字に曲がっているため
蓋が閉まるまでコントロールスイッチを
ロック出来ない状態になっていました。
板バネが曲がった原因は、故障でツマミが
ロックされているのに、ツマミを無理に
スライドさせた為でした。
板バネを伸ばせばよいのですが、
レバーに溶着されていて外せません!
しかたがないので、溶着ダボの頭を
ドリルで取り除き外します。
板バネを伸ばそうとすると、真っ直ぐに
伸ばすのは結構難しいです。
板バネの取付は、ダボの位置に1.4mmの
ドリルで穴を開けて、1.5mmのタッピング
ネジで固定しました。
これで、Cカセを入れても、蓋を閉めるまで
ローディングが始まりません。
カセット蓋を閉めると、この位置まで
テープが引き出されローディング完了です。
VHSデッキに入れて動作確認して終了です。
パナのアダプターの機構が解ったのが、
今回の最大の収穫でした。
先日、PanasonicのVHS-Cアダプタのジャンク品を手に入れて修復に成功しました。
というか、この記事を見てジャンクにチャレンジしようと思ったんですけども(;^_^A
電池の液漏れで特にマイナス端子側が完全に腐食して元の形が分かりませんでしたが
本記事の画像でかすかに見えるマイナス端子付近の画像を頼りに金属板を加工して
マイナス端子を組み込みました。
電池がゆるゆる気味ですがとりあえず通電できたので、動作確認したところ動いたので
ラッキーでした。動かなかたら記事を参考に接点復活やら、ビクターの法の記事で見た
モーターの復旧までやる覚悟でしたので。
ありがとうございました。
FJ さん
コメント有難うございます。
お役に立てて嬉しいです。