実体顕微鏡とは、こんな両眼でのぞき込む
顕微鏡です。
今回の依頼品は、対物レンズの所に取り付けて
観察物を照明するアダプターです。
わずか3cm×4cmの両面基板に部品が詰まっています。
これはトランジスターの形ですが電源に直結
回路網が解らなければ手も足も出せません。
まず配線を辿って回路図を作成することに
両面基板なので滅茶苦茶分かりづらい・・・
さらに、このICの内容が解らないと動作が
理解できない。
ネットで内部のブロック図を入手できたので
回路図作成に。
動作を推測しながら両面基板のパターンを辿って
延べ4~5時間をかけて回路図を作成。
回路が解ればそれぞれの原因は順調に判明
3個3様の原因でしたが、無事完了できました。
回路図は清書して保存しますので今後は
効率よく修理が出来るでしょう。
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