DH-500の修理が難航して一時中止の続き

コンデンサーを全て交換しても全く音が
出ないで、センサー基板を正常なものと
交換してみて、この基盤に故障があると
確認できたのですが、裏面にある多数の
抵抗の断線を確認しても異常なし・・・
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もう一度正常なDH-500と電圧を比較
してゆくと、VR52の周辺で電圧が??
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フラックスとケミコンの液漏れが
反応してカチカチになった異物を
強力なフラックスクリーナーで
取り除いたら、パターンの断線が
見つかりました.
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断線部分を半田ブリッジをして
完全に復活しました。
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最近、コンデンサー交換だけでは
終わらない事が多くなているのは
経過年数のせいでしょうか。

初めはこちら
CASIO DH-500 苦戦中です・・・

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6 Responses

  1. 古都の住人 より:

    お久しぶりです。ブレスセンサー修理の件です。朗報です。

    以前はコイルやコンデンサーのインピーダンス測定して、可変抵抗を駆使して復活させましたが、素晴らしいアナログIC(気圧センサMPXV5004GP;ネットで960円在庫豊富で2日で手に入ります。)が見つかり、配線と抵抗1個で簡単に復活できるようになりました。気圧に応じでアナログで電圧がリニアに上昇します。校正不要で4キロパスカルで5VはDH-500のセンサーにピッタリ。ブレスセンサー基板を外しセンサーを設置しても良いですが、自分はコンデンサー類をハショッテ、空中配線で設置しました。但し直結は鳴りっぱなしの可能性があり、可変抵抗10kΩで分圧しています。注意点は参照電圧でAD電源に1kΩ前後の抵抗でつなぐことで解決。直結ではダウン。また抵抗値を大きくしてもダウンします。これが分かるまで時間がかかりました。

    初めて復活して音がでた時の感激。DH-500はコンデンサ交換とブレスセンサー交換で後20年は生存できるでしょう。早くカシオさんにDH-5000を創ってもらいたいものです。

    ただし、センサーの感度は可変抵抗だけでは調整幅が小さいので、トランジスターと可変抵抗で電圧上昇回路をかませれば、楽な呼吸で十分な音量を出せます。

    DH-500の落札価格は7万円を超えるようになりました。実はDH-200を安く手に入れ、DH-100改造のホームページ参考にして、elfin203 リバーブ基板モジュール520円をアマゾンで購入し、DH-500並みのリバーブ機能を設置。さらにキーを3個追加して、マイコンPIC16F1936でDH-500キー運指をカシオ運指に変換することで3.5オクターブ鳴らせることに成功しました。

    休日はコロナの影響で外出困難。その分ハンダゴテで十分楽しんでいます。それではまた。

    • オイッチニ より:

      すごい情報ですね! お知らせ有難うございます。
      私に出来るかな・・・(^-^ゞ
      とりあえず、1個手に入れてみます。
      今度、ブレスセンサーNGのDH-500に遭遇したら参考にさせていただきます。

  2. 張子の虎 より:

    古くなり諦めておられた方が多いのでしょうね、これで多数の人を助けてお出でですね
    カシオから感謝状を?

    • オイッチニ より:

      修理出来たら、とても喜んでいただけるので、まだまだ頑張りますよ
      カシオから感謝状・? いやいや、「余計なことをしている」と思われてるのでは (^-^ゞ

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