東京ガスの浴室暖房乾燥機の修理ですが
完全防水の為全周接着して有ります。
修理するには全周切ってり開く必要が
有りますが、内部を傷つけないよう
慎重に切って開きました。
やはり電池の電解液によって絶縁不良や
回路の融解が進んでいます。
基板を酸性イオン水で洗浄、フラックス
変性物をIPAで除去、イオンマイグレー
ションは研磨剤で除去しました。
特に問題なのは暖房ボタンの接点が一部
溶けて回路との接続が切れています。
接点の構造が細かくて、導電塗料では
書けないので、下からの接点の半分を
切り離して、
今回開発した、電気を通す紙を使って
上側の接点の代用として貼り付け銅箔
の接続ポイントと残った上側の接点を
接続します。
念のために、さらに導電塗料で補強して
暖房の接点は完成です。
電池の接点周辺のスプリングが切断時に
鋸が引っ掛かって変形したのを修正
電池蓋の金具の錆を研磨、ホットメルトで
全周を接着して終了いました。
完成写真をとりわすれてた・・・・
何時もながら手間のかかるリモコンの修理ですね!! しかし、使っている者にしたら、助けて頂いて
喜ばないと!!!!!
今、お礼の電話が有りました。
とても喜んで頂いたようです。