キッチン家具に付いているコンセントは要注意!

コンセントが焦げた!というご依頼です
なるほど、かなりひどい状態です。

電子レンジ、炊飯器、オーブントースターなどは
いずれも、1000W前後の消費電力ですから、
発熱しやすいのと、この様に、家具に付いている
コンセントは、耐熱性が悪かったり、内部の構造が
不完全だったりして、焼け焦げてしまう物が多いです。
この様な発熱に対して、漏電ブレーカーは働きません!

また、待機電力を気にして、使用の都度 プラグを
抜き差しすると、コンセントやコードが傷んで、
発熱や焼損の原因になります。

最近の製品の待機電力は、極端に少なくなっていて、
0~1W以下の物がほとんどです。

一か月 僅か十数円を節約して、
電気製品やコンセントを故障させては、
まさに、本末転倒です。
ただし、電気ストーブなど、故障でスイッチが
入ってしまった時に火災になる可能性の有る物は、
長時間使用しない時には、コンセントを抜く
必要が有ります。
さらに、冷蔵庫の後ろなどで、流しの水が
跳ねたりして濡れる可能性のあるコンセントは、
埃などが溜まっていると、トラッキング現象で発火
する可能性が有りますが、トラッキング現象も
漏電ブレーカーは働きませんので、
ご注意ください! 

年に数回点検をしましょう。

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3 Responses

  1. オイッチニ より:

    ムラさん
    張り子の虎さん
    参考になれば、幸いです。

  2. 張子の虎 より:

    このように例をあげて頂いて、見ていますと
    恐ろしくなりますが、気を付けて使わないとと
    思います。

  3. ムラ より:

    丁寧なアドバイス有り難うございました。

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