火曜日にお墓参りした際に
花が好きな妻が
「これが彼岸花って言うんだよ、知ってる?」
僕は知らなかった。
「お彼岸の時期に咲くから彼岸花って言うらしいよ!」
妻が知っているのはここまで
へぇ~
だけど僕はどうしても疑問に思えて仕方ない?
咲く時期はわかるけど、何でお墓の近くでよく見かけるんだ?
おかしいだろっ?
綺麗だがなんか、不気味だしさぁ!
花言葉とかもぜんぜん、知らないし!
ということで
いろいろと調べてみました。
【彼岸花】
日本では不吉な花とされ、嫌われている。
なんと、猛毒な花なんだそうです。
田んぼの端に群生しているのは、
飢餓の時に備えた名残と言われているらしい。
①主な特徴
•田んぼの近くに咲く
•9月中順に開花
•開花期間は1周間程度
•強い毒を持つ
•モグラや野ねずみを防ぐと重宝
土葬の頃は遺体を食べられないように
•昔は墓地にも多く植えられていた
•彼岸花の里という場所もある
埼玉県日高市の巾着田(きんちゃくだ)
•彼岸花という名前の意味は2つ
お彼岸の頃に咲く花
飢餓の時に食べて飢えを凌いだ悲願の花
②彼岸花の毒について
•彼岸花の毒は子どもを死亡させることも
•毒は水に晒すことで抜ける
飢饉の時は毒を抜き食べた
•毒の種類はアルカロイド
毒を誤飲した場合の症状
•中枢神経の麻痺により死亡
•吐き気
•下痢
•など
③花言葉
•独立
•情熱
•再会
•あきらめ
•悲しい思い出
•想うはあなた一人
•また会う日を楽しみに
④迷信
•彼岸花を家に持ち帰ると火事に
•彼岸花を摘むと死人が出る
•彼岸花を摘むと手が腐る
彼岸花を持ち帰ると火事になる
・火事になるというような物は彼岸花の見た目から来ている。
・見た目が炎を連想させるから火事と結びついたんだ。
彼岸花を摘むと死人が出る
・土葬の時代には遺体をモグラなどによく食べられた。
・そこでモグラ対策として彼岸花を墓の近くに植えたことから来ている。
・それに土葬した場所の近くで彼岸花を取ろうとしたらどうなるか?
当然、死体を掘り起こしちゃうこともある。
・こんな理由もあって、
彼岸花を摘むと死体が出るっていう迷信が、生まれとも考えられる。
僕の疑問が解けた!
彼岸花を摘むと手が腐る
・これは毒と関連した迷信。
腐るという言葉をどのように解釈するかが重要。
毒で手が危険な事になるとか、手に毒がついてしまうとか、
解釈の仕方は色々とあるよね。
別の方向から考えると
彼岸花の怖い迷信は、
毒を持った彼岸花から子どもを遠ざけるために言ったとも考えられている
だから迷信だからと言って
まったく、信じないのも考えものです!
⑤彼岸花の別名
•死人花
読み方:しびとばな
•地獄花
読み方:じごくばな
•幽霊花
読み方:ゆうれいばな
•毒花
読み方:どくばな
•痺れ花
読み方:しびればな
•天蓋花
読み方:てんがいばな
•狐の松明
読み方:きつねのたいまつ
•狐花
読み方:きつねばな
•曼珠沙華
読み方:まんじゅしゃげ
読み方:かんじゅしゃか
•葉見ず花見ず
読み方:はみずはなみず
知らないことが
一番怖いことなのかもしれない
内容は「2014 話題-百鬼夜行」から一部抜粋した
【ちょっぴり雑学】
なぜ春分の日と秋分の日に墓参りをするの?
この日は昼と夜の長さがほぼ等しくなるので、太陽が真西に沈みます。極楽浄土(あの世)は西方にあるとされているため、あの世とこの世が交わる日と考えられていました。極楽浄土と最も心が通じやすい日なので、先祖の供養をするためにお墓参りをするようになりました。
彼岸花について、とても勉強になりました!! 毒を持った綺麗な花なんですね~
スーパー天然さん、
綺麗な花には毒や牙を持つ!
なるほどですね!
お互いに気を付けましょう!
コメントありがとうございます!