キッズチェア購入の話の続編です。
昨年秋にわが家の一員となったキッズチェア。
大塚家具で秋田木工を知ったエピソードその1は、
こちらのブログを見ていただくとして・・・
大塚家具にあった秋田木工のキッズチェアは、先のクラッシックな
キッズチェアとこちらのシンプルな子供椅子。
クラッシックタイプもそうですが、座面の高さ調整などは出来ません。
このような、いわゆる「食堂イス」みたいなのが最近はあまり無く、
あってもレストランなど向けの業務用だったりで
(天童木工 法人向け キッズチェア
同 スタッキングタイプ)
秋田木工のそのシンプルな「椅子らしい」椅子は、ありそうで無かったので
私も夫も、ただ頷くばかり。。(こういうのが欲しかったんよ~ )
秋田木工のサイト ベビーハイチェア→
ストッケのトリップトラップの椅子は、昨年9月の椅子の体験イベントでも
うちの息子を座らせているので、一応、夫も確認済み。
ただ、その後も私と二人、どんな椅子にする~?って話をしたり
ネットで調べるも、コレっていう決め手になるものが無い、というか
背中を押されるような事も無く・・・
そうこうしてるうちに、使っていたハイローチェアが金具が壊れ、座れなく
なり、早く買いに行かなくちゃ~っとなったのです。
そこで、私は他にいいのが無いということもあり、トリップトラップに、って
思ってたけれど、どうも夫は、あのデザインは馴染めない・・・とのこと。
座らせ体験でも、うちの息子の扱い方だと不安定やったやろ、と。。
座面調整を上手くやらないと宝の持ち腐れ、というか、座り心地が
あまり良さそうにならないし、クッション無しの木面なので、うちの息子は
嫌がりそう(ジッと座っていない・・・)
トリップトラップにするなら、私はコピー品ではなく正規品で、というのに
対し、夫は似たのが各社から出てるわけだから、安いのでええやん・・・
正規品にこだわるポイントが私の説明では説得力が弱く・・・
そこで、ネットでは限界がある、ということで、家具屋をあたろうって
ことで行くことになったのがますは大塚家具、だったのです。
(イーチェア も もう一度体験したいってのが、私の中でありました。)
私も、実はトリップトラップのデザインがムッチャ好きか、と言われると、
これは好みが分かれるよな~って思ってて。。 モダンだし、シャープな
カンジはするのですが、 うちのインテリアとは違うテイストだし、
どうも椅子らしくないカンジがしてしまって・・・
他のキッズチェアもそうですが、(詳細は昨年9月のイベント参照)
どのキッズチェアも座面調整できるとか、こうすれば木馬として遊べる、とか、
付加価値を沢山つけてて、結果、いろんな形になっていってて・・・
それが、私のように古い人間と申しましょうか、椅子の実測・原寸製図までやったような
デザイン科で、デザインの歴史まで学んできて、古き良き物・形とはなんぞやを
叩き込まれた頭のカタイ?!小生には、少々違和感があったりしたのですね。。。
上手く言えませんが。。
(トリップトラップは北欧デザインの流れを受け継いでいて、北欧デザインは
一時期の流行のように思われてますが、北欧デザインの椅子は昔から
業界では一目置かれるものでした。 Yチェア(ワイチェア)など有名で
よく建築家の住宅写真には必ず置かれていましたね。)
まあ、上手く言えませんが、単に好みの問題、ってところでしょうか。
私の場合、この秋田木工のキッズチェアが気に入ってしまった、ということですね。
この写真のように、色も悩み、座面調整できないとなると、うちの息子も
すぐ座れなくなるのではないか、と、もったいないのでは、と思ったり・・・
やっぱしトリップトラップにする?とか、結構夫と二人、悶々と。。。
お値段が26,000円と、トリップトラップの正規品よりも確か高くて・・・
「えっっ~コピー品で1万円以内が予算じゃなかったっけー?!」って私が
突っ込んでも、夫も、「まあそうやったけど、しゃーないんちゃう~」って。
「えっっ、どうしたん、夫も気に入ったん?? それやったら値切ってみるぅ~?!」
「やってみてや~ 俺はいややで~ そんな雰囲気ちゃうで、ここは・・・」と
いいながらも、夫は値切り交渉に。。 あっさり交わされ、あえなく撃沈 f^_^;
(家電屋では自然と値切り交渉に入る私達。 あ・うんの呼吸で二人して
店員を値切りへと攻め込んでいくんですが・・・関東ではやはり嫌われますね~
これは大阪人のくせ、というか自然に出てしまう作法というか、お金を払うまでの
一種の流れ、なんですけどね・・・)
でもやはり、このシンプルなキッズチェア。 子供が乗り降りしてるのを
見ると、 両サイドに肘掛けがあり、上り下りしやすいこと、 座ると肘掛で
囲まれているので、前を向くことになり、キチンと落ち着いて座れるようになること、
足置きのところで上り下りの際に立ち上がっていても、椅子が浮いたりなど
バランスを崩すようにはならないこと、 などなど、うちの落ち着きの無い
息子にはピッタリなのでないか、と思えてきたのでした。
(両サイドの肘掛けの内法は31.5センチなので、それ以上子供が幅が大きく
なると座れなくなるし、大人が代わりに座ることは出来ない。 それが
大人も座れるトリップトラップなどとは違うところ。 反対にトリップトラップは
あの斜材は肘掛けにはならない。)
色も、家のダイニングテーブルがダークブラウン(ほとんど黒)、夫の椅子も
ダークブラウンの曲げ木チェアなので、 やはり、ダークブラウン×白座面
(ビニルレザー)のものにしました。
大塚家具は有明本社ショールームに行ったので品揃えも豊富で、 普段なら、
色決めに迷うからまた今度来るワ~って煙に巻く、んやけど、
大塚家具の姿勢というか、迷わせないようになってるんやね~
ほぼどんな色の家具も揃っているので、私ん家のダイニングテーブルの
色のところに、検討中のキッズチェアを全色持っていって、どれが合うか
カラーコーディネイトを確認できちゃう。。。
写真やネットではわかりにくいことでもう一つ、軽い、ということ。
片手でラクラク持てるので、掃除などの移動も楽。
まあ、使い出すと子供が自分であちこち持っていって、自分で乗って
高いところのものも取るようになりましたが・・・(この範囲から外に持ち出しちゃダメと
ルールを決めました。 冷蔵庫とレンジだけはOKにしたので、 冷蔵庫の
中の上段のものを自分で取るようになりました)
脚の滑りは、まあまあで、子供が席を立つ時に後ろに押そうとしても
イスは後ろには滑りませんので、親が引いてあげないといけませんが。。
ハイローチェアだった時はキャスター付きだったので、食事が嫌な時など
テーブルを蹴って車を後ろに動かしたりして、落ち着きがなかったので、
滑らないのは丁度いいかと思いました。 (キャスター付きは便利ですが、
勉強用の場合など動いてしまい、落ち着いてジッと出来ない子供には
不向きだと思っています)
全体がコンパクトなので、見た目も実際もジャマなカンジはしませんし、
しっくり馴染んでいます。
小さいうちしか使えませんが、小学校にあがったりしたら、大人と同じ
ダイニングチェアにして(座面はクッションなどで調整が必要でしょうが・・)
大人と同じ仲間入り、ってカンジにしてあげたいですし、 インテリア的にも
いつまでもキッズチェアがあるよりいいかと思って。。。(素敵なチェアなら
いつまでもそばに置いておきたいですけれどネ。。)
皆さんはどのように子供の椅子を選んでいますか?
迷っている方のご参考になれば、幸いです。
秋田木工のキッズチェア、良さをわかってくださって偶然こちらを見つけましたが、とても嬉しいです。
秋田木工は家具も作っていますが、とにかく椅子が素晴らしいです。
職人さんがきちんと作っているので使用感が全くよそのとは違います。
……ので。
適正価格というか、むしろ職人さんの技に対して安いのではと思うので値切るのはちょっぴり悲しいです。
専門に椅子を学ばれた方のようですので、よろしければ毎年5月の工場開放へもどうぞ。
周囲の自然環境もいいですしおすすめです。
デザイン違いでキッズチェア、木馬、他いろいろあります。椅子好きと思われています。
実家にもダイニングセットとか。
以前に受賞もしたと思うのですが、次は車椅子を念頭に置いていました。今は廃番になっていると分かり残念なところですが、介護椅子がありましたので必要になったら相談してみようと思っています。
シア様 コメント有難うございます!
秋田木工の方ですか?それともファンの方かしら?
熱いコメント有難うございます。
秋田木工さんの手仕事はスバラシイですね。
椅子はどれもステキですよね。
値切るのは、大阪人の性(サガ)と申しますか・・・
気を悪くされると申し訳ないのですが、決して、価値を値切る、といった
事ではなく、単なる売り買いの掛け合い、というか、一種のコミニュケーション、
なんですね・・・大阪人の。。。 説明がムズカシイですね(汗))
キッズチェアや介護チェアの選び方など、もっとレクチャーしたいところ
ですが、
また機会があれば、ブログにアップしたいと思います。
ブログ更新は、もう一つのFC2ブログで継続してますので
((最近は滞りがちですが)) ぜひそちらもご覧くださいませ★