シューマン 謝肉祭

曲全体ではなく、メロディーの一部分をとても気に入ることはありませんか?
私はその部分が弾きたいが為に、取り組んだ曲がいくつかあります。
その中の一曲がシューマンの謝肉祭です。
この曲は題名付きの20曲の小曲でできていて、すべて演奏すると25分を超える大曲です。
その第11曲目「キリアーナ」と題された曲が弾きたくて弾きたくて、ようやく取り組めた時はとてもうれしくて、その部分だけ
何度も繰り返し弾いていました。
「キリアーナ」はシューマンの妻、クララのことで、彼女に対する強い思いが伝わってくるようなとても熱くせつない
メロディーです。
楽譜を整理していて、久し振りに楽譜を開き弾いてみたんですが、やはり一瞬にして心をつかまれます。
機会があったら是非聞いてみて下さい。
もちろん曲全体としてもとても面白くて良い曲です。
個人的にはルービンシュタインの演奏が好きです。

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