単層カーボンナノチューブの量産化が始まるという記事。
記事中に
”発見から約25年、製造技術の開発から10年を経て工業化には成功”
材料系科学の実用化には30年以上という長い年月がかかります。これだけの年月を追いかけるのは、並外れた志と資力。そして政治と経営のトップの支援があってこその実現です。
バブルがはじけたあとに経済が下降線をたどっている日本が、将来においてもこういう世界を牽引する技術を作っていけるかどうか。国力って科学技術に依存する部分が大きいと思いますので、いまどの程度投資をしているかが気になります。
文科省のデータ
予算額に関しては頑張っていそうですが、その結果としての論文引用数が低いという記述。質が悪いってコトなのかなぁと思います。引用されないってコトは、世界から見たらありきたりの研究なんでしょうか?
もっともっと尖った研究を進めて欲しいモノです。
で、カーボンナノチューブの件
キャパシターへの応用が期待される!これは、楽しみです。
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