「大吟醸」続き♪♪

先日に続き、秀鳳酒造さんからもう一本♪
「秀鳳 純米大吟醸原酒 出羽燦々三割三分磨き」
こちらも同じく純米大吟醸原酒33パーセント精米のお酒です!!
違うのはお米で、山県県が11年の歳月をかけて開発した酒米「出羽燦々」を100パーセント使って仕込んだ大吟醸!!
同じく精米歩合33パーセントと贅沢な造りです。
あ、 少しお米の話を…(笑)
 美味しいお米って、デンプンやたんぱく質が多くてモッチリ甘味がありますね♪
もちろん脂質も味に含まれます。
でもこれは食米に限っての条件。
こと酒造りに限っては、たんぱく質や脂質というのはお酒の味に雑味を付ける為、邪魔になってしまうんです。
それで、このたんぱく質・脂質が多く含まれる米の外側部分を削り取り、中心部の「心白」という良質なデンプン部分だけを使って仕込むんです。
だから精米歩合って大事になるんですよ。
良い酒米というのは、米粒が大きい・たんぱく質や不要な成分が少ない・心白が大きい・磨いても割れにくい・心白に麹菌が浸透し易い等色々条件があります。
 もちろん味わいを直接左右するのは言うまでもありません。
その中で、現在一番とされているのが「山田錦」という訳です。
 ただ値段が高いので、最高の山田錦は限られたお酒にしか使われていません…
もちろん山田錦にも特Aだとか一等米だとか色々ランクがありますし、産地によってもランクがあります。
 名前は言えませんが、ある蔵元さんと話をする機会があって「山田錦使っているのに随分お安いですね」
 と聞いたら、
「ウチの山田錦は産地にこだわらない二等米ですから!」なんて元気におっしゃってました…(汗)。
 おまけにほんの少ししか使っていない…。
 味もいま1つ…(泣)。
それなら名前だけの山田錦じゃなくてもいいんじゃないのかな?なんて感じました。
 だから熱心な各蔵元さんは、一生懸命「これだ!」と撰んだ酒米を丁寧に磨いて酒を仕込むんです。
後は経験と研究心、技術力と熱意です!!
出羽燦々磨き三割三分!
前回の「山田穂」より優しい旨口でスッキリした喉ごしですよ…
米の違い、飲み比べもおもしろいですよ♪
 お値段もナンと2000円以下と、超ーお買い得!
by 飲もう!中じぃ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です