いやー、昨日はよくのんだー！アルコール満タン！
さぁ、お待たせしました!! ランキング発表最終回、今日は吟醸酒部門の発表です！
吟醸酒→精米歩合60パーセント以下の米、米麹、規定量以下の醸造用アルコール、水のみを使って低温でゆっくり時間をかけて(いわゆる吟醸造り)造られた、香り味わいの優れたお酒ってことであります。
以前は香りばかり追いかけた水っぽい吟醸が多く出回ってたけど、近頃は味わい重視のものや、お燗しても美味しい吟醸も増えてきたんで食事とも合わせやすくなり、楽しむ幅が広がってきたんでいい傾向です。
それでは第三位からいってみますか！
長野県諏訪市、宮坂醸造さん
『真澄　純米吟醸辛口生一本』
1.8リットル　2699円
年間売上本数102本！
真澄さんの看板商品ともいえるこの黒ラベル、辛口ながらも米の甘みを感じる爽やかな味わいと控えめな香りが人気の理由だと思います。
真澄は本醸造ランキング、ぶっちぎりの一位の座に着いた特撰本醸造に続き、二銘柄目のランクインです!!安定感抜群の酒造りをしている証拠ですね。
季節の生酒や樽酒も、期待を裏切らない物ばかりです!!
お値段ちょいと高めだけど、もっと売上アップが望めるお酒だと思います。
続いて第二位！
山形県山形市、秀鳳酒造場さん
『秀鳳　吟湶吟醸』
1.8リットル　2079円
年間売上本数178本！
こちらはナント酒壱番オリジナル！酒蔵さんに無理言って、瓶詰めをして貰ってるんです。年末限定で大好評の樽酒や金箔入りのお酒も、酒壱番オリジナルであります。
でも、ウチでしか買えないからって、それだけでは二位にはなれませんよね!!
高級な山田錦を100パーセント使っていながらこの価格はお手頃です。しかしそれ以上に味わいが良くなければ178本という数字は叩き出せません。
もっと解説するには、この蔵元さんのもう一つの銘柄を紹介したいんだけど……
うーん、どうすっか…？
えーい！続いて第一位は、
同じく秀鳳酒造場さん、
『吟湶　辛口吟醸』！
1.8リットル　2079円
年間売上本数192本！
そうなんです、一つの蔵元さんが一位二位独占しちゃったんです…(汗)
柔らかな味わいで、吟醸以外の生酒も年間通してコンスタントに売れている、大人気の蔵元さんです！
辛口が僅差で一位にはなりましたが、二銘柄合わせて370本というのは辛口中口云々(うんぬん)いうよりも蔵元の求める酒造りが多くの人々が求める味わいにマッチしているっつー事なのかな…?
要するに、リピーターの多さイコールこの数字だと思います。
以上で年間売上本数ランキングの発表を終わりますが、本醸造に関しては旨味のある中口からやや辛口、冷やから燗までオールマイティーに対応出来るタイプ。
純米に関しては少し酸の効いた、しっかりした味わいの重厚タイプ。
吟醸に関しては香りの強すぎない味わい重視タイプが売れ筋なのかな、というのが中じぃの感想です…。
どの銘柄も、多くの皆さんが選んで手に取ってくれた一本ですから、魅力的なお酒達ばかりでした！。
このランキングを活かし、今年は更に魅力的なお酒を若きホープ池くんと一緒に発掘していきたいと思います！
by ガンバロウ、中じぃ