オカダデンキのリモコン修理方法を公開します。
色々な修理方法がネットで公開されていますが、
当店の工法は 前例がないと思いますので、
電気屋さんなら、必ず参考になると思います。
当店も、今まで両面テープでアルミ箔を張る方法や
伝導塗料をぬる方法など、試しましたが、相手がシリコンゴム
の為、ずれたり、剥がれたりして、上手くいきませんでした。
まず、リモコンを分解しますが、マイナスドライバーでは
こじ開けるのが困難なため、自作の工具で こじって開けます。
右側の工具は、1.4mmΦのステンレス線を叩いて、硬くなったら
ガストーチで赤熱して更に叩く事を繰り返して、0.25mm厚まで
薄くします。
ここまで叩くと、ステンレスに強度が出てきてかなりの力に耐える
ようになります。
もう片方は、0.5mm厚で、開いた隙間が閉まらないように差し込みます。
次に、ゴム接点の摩耗による接触不良は、ビニールコードの
芯線を使って、ホッチキスの針を小型にした様な物を作ります。
先端は斜めにカットして、先を尖らせます。
それを相手の接点の方向を見ながらゴム接点に差し込みます。
ペンチで 先端を交互に差し込みながら、
最後に、爪で平になる様に強く押し込んで完了です。
今まで、この方法で再修理は 無しです。
部品の供給年限が超過した製品の修理をすることは
量販店には出来ません。
町の電気屋さんの魅力を 技術力で アピールしましょう!
追記 2024/7/3
この記事の後に多くの方法を開発して
最近この方法はあまり使用していません。
関連記事はこちら
リモコンのゴム接点修理の新導電素材を作る
彦爺さん
コメントありがとうございます。
シアノアクリレート系のアロンアルファーは固まると弾力がなくんるので、
試したことは有りませんが、今度挑戦してみます。
私もリモコンを分解して、接点修理をして使っていますが、私の方法はリモコンのゴム面にアルミ箔を貼り付ける方法を採用しています。つきにくい場合はアロンアルファーの使用により容易に貼り付ける事が可能です。
ありがとうございます。
週明けにでも電話してから行きます。
よろしくお願いします。
goodさん
いつでもどうぞ お持ちください 見させて頂きます。
おはようございます。
あの〜自分の仕事部屋のテレビはブラウン管なんですけど。
その小汚いリモコンがバカになって反応しなくなってしまいました。
直せるでしょうか?
持っていってもいいですか?
PCテクニカさん
試行錯誤のすえの思いつきですが、お褒め頂いて恐縮です。
少しでも皆さんのお役に立てば、うれしいです。
んんー、すばらしいです!
メーカーにもできない仕事をやってのける、まさに職人。
参考にさせて頂きます(。・ω・。)b
かねこさん、 あまり持ち上げないで下さい。
天狗になると いけませんから(笑)
オイッチニさん、まさに職人芸m(__)m
この技術、本当に素晴らしいですよね、モノつくり日本のまさにお手本です!