電源プラグの交換解説付き

これは、完成写真です
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まず、コードを 痛んでいない所まで切り戻し、
先端を25mmほどビニールを剥きます。
芯線を切らない様にするのは、難しいです。
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次に、芯線を 輪にするときに捩じる部分 を残して
中央部だけを捩じっておきます。
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次に、写真のようにネジに巻きつけてから、
捩じって 輪にします
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この様にして
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ボディーにしっかりと留めます。
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この時の締める力は、写真のように 芯線がしっかりと
つぶれて 圧着するようにネジが壊れない範囲で
力いっぱい締めつけます。
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これで完成!
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なお、芯線で輪を作ってから、半田揚げをする人が
いますが、 輪が平面でない為、端子に密着せず、
そのために発熱すると 半田が融けて更にゆるみ、
この様になります。

さらに進むと半田がボロボロに酸化してしまい
発火の恐れが 有ります。

プロは、もっと効率よく 確実に仕事をします。
まず、先端を5mmほど剥きます。
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圧着端子を専用工具(圧着ペンチ)で
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この様に加工して
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ボディーに取り付けます。
DSC08902
これで安心!

なお、圧着端子はホームセンターなどに売ってますが、
専用の圧着ペンチ以外(普通のペンチなど)で
つぶすのは非常に危険です。

関連記事はこちら
危ないリフォーム
電源プラグの穴とコンセント

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12 Responses

  1. 城之内 光太郎 より:

    ハンダしちゃいけないんですね。勉強になりました。

  2. オイッチニ より:

    キリトさん
    コメント有難うございます。
    私のブログの中で一番アクセスの多い記事で、既に1万アクセスを超えています。

  3. キリト より:

    すごうい

  4. オイッチニ より:

    cocoaさん
    この様なコメントを頂くことは、ほんとうに嬉しいです。
    ますます役に立つ記事の充実に努めたいと思います。
    面白い記事も書きたいのですが、中々難しいです。
    でも、時々覗いて下さい。

  5. cocoa より:

    掃除機のコードが切れて、買い替えも考えていましたが、こちらを拝見して、自力で修理できました!
    無駄遣いしなくて本当によかったです!
    ありがとうございました!

  6. オイッチニ より:

    亀山奈苗さん
    日本国内仕様の製品は、どれも電圧100Vで働くように出来ています。
    現地の電圧が 100V以外 であれば、使用する電力に耐えられる
    変圧器で 100V に変換して接続する必要があります。
    単に、プラグやコードを変えただけでは、絶対に不可能です。
    ただし、ACアダプターなどで、250Vまで対応している物や、
    現地の電圧が100Vであれば、プラグアダプターだけで、OKです。

  7. 亀山奈苗 より:

    はっきりと大きな写真に簡潔、かつ、注意点あり、とても参考になりました。
    ありがとうございます。
    さらに、質問なのですが、
    海外で日本製品を使用する際、変圧器使用でなく、本体のコード&プラグを海外現地電圧に変更することは可能でしょうか?
    教えて頂けると嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。

  8. オイッチニ より:

    みんと さん
    コメント有難うございます。
    コメントいただくと、何よりも励みになります。
    お役に立てて とても嬉しいです。

  9. みんと より:

    とても参考になりました。
    ありがとうございました!

  10. 張子の虎 より:

    ご回答有難うございました
    良くわかりました。しかし、簡単にすると危ないですね

  11. ムラ より:

    圧着端子という優れものが有るんですね
    長生きはするもんです。

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