リモコンの故障原因

リモコンの電池が液漏れを起こすと、
その液はアルカリ性で、非常に強い浸透力があり
金属を腐食させ、電気を通す性質が有るので、
基板に壊滅的なダメージをもたらします。
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この程度の液漏れでも、すでに基板の裏側まで
到達していました。
DSC02867

接点の間に電気を通して接点を電流で溶かし
その間をメッキしてしまってショート!
よく見ると、接点の導体が流れだした跡が
火星表面の渓谷のようになっています。
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洗浄して、接点の間を削り落として回復しました。
もし、気づかずに数週間経過していたら、他の部分も
侵蝕されて、修理不能になっていたでしょう。

アルカリ電池の液漏れ恐るべし

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3 Responses

  1. りゅう より:

    リモコンが電池の腐食で作動しなくなりました。

    • オイッチニ より:

      りゅう様
      郵送で結構です。
      リモコンの修理は通常5000円前後ですが、電池の液漏れが
      原因の場合は修理代の予想が出来ませんので、
      修理代の上限を指定して、現物を送って頂ければ
      その範囲で最大努力します。
      ある程度作業を進めないと修理可能かどうか分かりませんので、
      予算の範囲で修理不可能と判断した場合は点検料として
      3000円前後の請求をさせていただきます。

  2. りゅう より:

    県外ですが、リモコン修理は郵送でも依頼出来ますか?

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