LUXMAN309の修理

LUXのL309と言うプリメインアンプですが、
片方の音が小さい故障です。
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回路図がない状態で原因を調べるのは、非常に困難
ですが、まず分解・・・
木製キャビネットの中は網状の金属ケースです
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かなり配線が混み合っています。
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配線をたどる必要が有るのでさらに分解
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それでも、辿りきれずに、ついにバラバラ
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 二日に亘る作業の末、REC OUTにバファー回路がなく、
LINEの回路に直結していることが分かりました。
 その結果、ショートピン(使っていない入力端子からの
ノイズを防止するための物)をREC OUTに挿してあった
のが原因だと分かりました。
 回路図があれば、即 原因が解ったのに・・・・
 本来は、このように挿してあったはずです。
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なお、メインボリュウムのゼロに近い所では、
左右のばらつきが多いので、メインアンプの
ATTENUATツマミでで、音量を下げておいて、
メインボリュームの中央に近い方で使うと
バランスの不安定さが無くなります。

それから、キャビネットの傷が気になったので
サービスで補修することに。
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ついでに、フロントパネルやツマミ類もクリーニング
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とても綺麗になりました。

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2 Responses

  1. オイッチニ より:

    知らない街で住所もわからないで、他の人にも聞けずに人を探すようなもので、
    ちょっと無謀なアタックでしたが、街中歩いた挙句に、スタート地点の直ぐ側に
    尋ね人が居たような感じです。

  2. ムラ より:

    配線の事などは理解できませんが 画面を見ただけで頭の中が混乱状態になりそうな修理ですね。いつもの事ながら熱意に拍手します。お疲れ様でした

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