FS-1 は、ウッドコーンシリーズの原点
と言う内容の私のブログをご覧になって
FS-1に興味を持たれ、オークションで
入手されたのだそうですが、やはり不具合が
あって修理の御依頼です。
一台目は、CDドアーの開閉だけの問題だけ
なので、いつもの通り順調に解決と思いきや
CDが入っていない時に、時々開かない
現象が発生??
ドアー側に有る CDを押さえる、丸い
マグネットが、CDがない特は、直接
スピンドルに吸い付いてしまいます。
それを引き離す力が必要なめに、ベルトが
滑ってしまうのです。
滑りやすい原因は、ビクターサービスから
供給されるベルトは、他機種からの流用の為
純正より僅かに長く、 太さも細い為です。
では、どうするか・・・
モーターの位置を僅かにずらしてベルトの
テンションを確保することにしました。
方法は、4.5mmのドリルで取り付け穴を
広げて、約1mm右に移動しました。
ワッシャーで穴をカバーするため元のネジは
モーターに届きません。
このネジはモーターに直接ねじ込まれて
いるので、長さを厳密に選ばないと
内部の回転子に当たってしまいます。
1台目はこれで完了。
2台目は、予想外の展開で何度も分解
組み立てを繰り返すことに・・・
まず、ボリュームの修理のために
本体の5枚の基板をバラバラに分解して
ボリュームを見ると、ダンパーグリスで
ベトベトなので、いつもの様にクリーニング
次に、操作基板は何か液体をこぼした
形跡が有って、べとついています。
タクトスイッチは錆びてしまっています
この様な状態は見たことがありません。
此処は修理済みの基盤と交換しました。
後は、1台目と同じ様にベルト交換をして
組み上げて、テストをすると、ドアーが
時々勝手に開閉をすることが ????
再度分解してドアセンサースイッチを点検
接触不良が有ったので、ナノカーボン含有
接点復活剤で解決したので組み立て
動作テストしたら更に状況が悪化!!?
基板を前に押すと症状が収まる状況から
ハンダ割れがあるようなので、再々度
分解して、コネクターのハンダ割れを発見!
再ハンダをしてこれで完了と組み上げ
動作させると、まだ、おかしい・・・・
原因は、このコネクターの受け側の①ピンが
外側に曲がっていて挿入を邪魔していました
半分ぐらい入っていたので、症状が 不安定
だったのです。
はじめまして。
FS-1をずっと愛用してきましたが、勝手に電源が入って、
(手の介添えなしでは開かなくなっている)蓋をがんばって開けようとして、
夜中に突然カタカタいっている・・・という状態になってしまいました。
CDを認識してくれなくなってからもしばらくたつので、最近はトランスミッターを使って
PCの音楽やTVの音をこのスピーカーに飛ばして聞くという使い方をしていました。
なので、修理より、余計なものを使わなくても全部このスピーカーで聴けるアンプを
買ってみるかという結論になり、今ケンウッドのKA-NA7を繋げています。
門外漢なので正しい選択かはわからないのですが、私の耳には十分でした。
と、前置きが長くなりましたが、こんな状態でも役に立つようでしたら是非活用して
いただきたく、使わなくなった本体(+リモコン)をこちらに記載されたご住所へ
お送りしたいと思っているのですが、かまいませんか?
ひろ様
SP-FS1とKA-NA7の相性は、共に小型のシステムを想定した設計なので
よいのかもしれませんね。
FS-1本体のジャンクは必ず利用できるところがあると思いますので、
ぜひ、着払いで送ってください。
有効に活用させていただきます。
着払いでいいんですか!ありがとうございます。
では早速本日ゆうパックで送らせていただきます。
一部分だけでも長生きさせていただければ嬉しいです。
FS-1を愛用される方のために役立てることが
きっと出来ると思います。
よろしくお願いします。
毎度のことながらお疲れ様でした。 最高記録達成もいい思い出になる事でしょうね
本当に毎度のことながら、やってしまいました。
かかった時間だけの収益は有りませんが、達成感が一番の報酬です。