いきなりコーヒーの修理

生豆から、焙煎、ミル、ドリップと
全自動でコーヒーができるマシンです。
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最後のドリップができない故障です。
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分解して原因調査
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水を沸騰させるヒーターが発熱しません
水が無くなって温度が上昇したときに
ON-OFFを繰り返して保温に切り替える
サーモスタットがショートして過熱し、
129℃の温度フューズが断線してます
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ところが、サーモスタットの特性が不明
安全に関わる部品ですので、慎重に・・
沸騰を検知するのですから、110℃
以上、温度フューズの129℃の間と
推測して、数種類の温度でテストして
確実な動作をする温度が見つかったので
温度フューズとともに交換しました。
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焙煎が終了後に豆をミルに落とす蓋を
開けるプランジャーの動作も確認
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最終テストで全行程を通して動作を
確認して終了しました。
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長時間の保温は、サーモスタットの
内部の接点の動作回数が多くなり
早く寿命が来て故障の原因になります。

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4 Responses

  1. あさの  より:

    先ほど修理依頼にてお電話したものです、本日中にお伺いいたします17時には到着する見込みです。

    • オイッチニ より:

      配達に出る前にコメントのチェックをしていませんでしたので
      17時に戻れずすみませんでした。
      どちらもきれいな機械で安心しました。
      本業が忙しくなってくるので確約はできませんが
      出来るだけ年内に直したいと思います。

  2. 張子の虎 より:

    電気製品に限らず?何でも故障品や工夫品お任せですね。ナポレオンのように不可能なことはないでしょう。ドクター〇〇と名付けましょう!!

    • オイッチニ より:

      唯一、ビクターのFS-1の修理だけは、当分の間 不可能はない と言えるのですが
      それ以外は、不可能なことだらけです・・┐(´o`)┌

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