故人の大切な声が記録されているので何とか修理して
ほしいとのご依頼です。
分解出来ないタイプのカセットテープなので、
巻き込んでしまったテープを掃除機で吸い出してみました。
ところが、テープが近回りをして本来のルートを
通ってくれません。
その後、付箋を次のルートに差し込んで、テープを張り付け
誘導しました。
後は従来からやっている方法で、付箋の糊面にテープの
表面を重ねて貼り付け
付箋と共にテープの幅にを切り揃えて、付箋を剥がすと
下側の切れ端は付箋について剥がれ、接続が完了します。
掃除機でテープを誘導することは意外とうまくいきました。
さらに付箋での誘導も初めてでしたがこれもうまく出来
ました。
これで大切な声が復活して喜んでいただけるでしょう。
従来の方法はこちら
切れたカセットテープを直す
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切れたカセットテープの修復
度々拝見させていただいております、元通信工事(主に放送局)をしていました。
岡田電気様が行っていることは、とても大切なことと思います。自分も修理可能なものは修理する主義ですが、行き詰ることもあるのでとても参考になっております。自分にとって修理は楽しいです。
こういう仕事で生活ができる世の中になって欲しいと切に思います。
嬉しいコメント有難うございます。
私も楽しく修理の仕事をして、収入増加にもなるので
助かっていますが、採算効率はかなり低い(仕事を楽しんでいるから?)
ので、本業の邪魔にならないように気を付けています。
町のデンキ屋さんはさすがですヽ(^。^)ノ 誇りです
時代が変わって、町の電気屋さんは、商品の販売を量販店に奪われ
後継者の生活が保障できる収入が期待できずどんどん廃業しています。
当店もあと数年は頑張りますが、その先我々がしてきた仕事は
どんな仕組みで世の中に提供されるのでしょうか・・・
規模のメリットで効率化のできない仕事ですから、サービス専門の会社が
出来ても、かなり高額の料金を皆さんが負担することになりそうです。
まさか切れたテープが復活するとは。
故人の大切な声が入っているテープが復活したら…とても嬉しいですね。
朝から温かい気持ちになりました♡
困っていらっしゃる方に、ろいろ工夫してお役に立つことが、
生きがいになっています。