1993年式のメルセデスベンツのドア用赤外線リモコン 修理

メルセデス・ベンツの赤外線キーです。
ボタンを押すと赤外線でドアーロック開閉が出来ます。
IMG_2290

小さいボタンを押すと、キーがジャックナイフ
のように、バネの力で回転して飛び出します。
IMG_2291

赤外線が出ない故障ですが、分解する方法が解りません。
IMG_2292

どこを見てもネジは無く
IMG_2293

普通のリモコンの分解工具では刃が立ちません
IMG_2294

調べていくうちに、ケースの上下を引き留めている
らしい形の金具を発見!
IMG_2296

金具を止めている部分を一部切り取って金具を抜いた
のですが・・・ビクともしません。
IMG_2297

糊付けでないことは確認できましたので、さらに
強力な工具を使って隙間にトライ!
やっと開けることが出来ました
IMG_2298

表のスイッチと基板がフラットワイヤーで接続されていて、
IMG_2300

基板はボディーの爪を焼きつぶして固定していて
基板の裏側に故障が有ると厄介です。
IMG_2301

まづ表側からクラックが無いか拡大率の高いルーペで
見ていくと・・・有りました!
電池の端子を圧着するときのショックで割れたようです
IMG_2302

再半田の後この状態で電池を入れて赤外線を確認
ところが、表裏のボディーをはめる爪が深すぎて
ジャックのバネをセットしながら、嵌め込むのに
力が入らず、かなりの時間を要しました。
IMG_2303

これで完成ですが、ちょっと厳しかったです。
IMG_2310

You may also like...

2 Responses

  1. 張子の虎 より:

    流石にベンツだけあって確りとできているのですか? しかし日本製の頭はベンツには負けてはいませんでしたね!!

    • オイッチニ より:

      修理をしないことを前提に作られている物を
      分解修理するのは何時も苦労させられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です