メルセデス・ベンツの赤外線キーです。
ボタンを押すと赤外線でドアーロック開閉が出来ます。
小さいボタンを押すと、キーがジャックナイフ
のように、バネの力で回転して飛び出します。
調べていくうちに、ケースの上下を引き留めている
らしい形の金具を発見!
金具を止めている部分を一部切り取って金具を抜いた
のですが・・・ビクともしません。
糊付けでないことは確認できましたので、さらに
強力な工具を使って隙間にトライ!
やっと開けることが出来ました
基板はボディーの爪を焼きつぶして固定していて
基板の裏側に故障が有ると厄介です。
まづ表側からクラックが無いか拡大率の高いルーペで
見ていくと・・・有りました!
電池の端子を圧着するときのショックで割れたようです
再半田の後この状態で電池を入れて赤外線を確認
ところが、表裏のボディーをはめる爪が深すぎて
ジャックのバネをセットしながら、嵌め込むのに
力が入らず、かなりの時間を要しました。
流石にベンツだけあって確りとできているのですか? しかし日本製の頭はベンツには負けてはいませんでしたね!!
修理をしないことを前提に作られている物を
分解修理するのは何時も苦労させられます。