リモコンなどのアルカリ電池からの液漏れは
予想外の速さで基板表面に進展して行きます。
電解液ですから、イオンマイグレーションが
発生して、金属膜を形成します。
初期には金属分子数個分の厚みで絶縁不良の
状態ですが、電流に乗って金属イオンが流れ
厚みを増すと最後は回路をショートさせます
今回は幸いプリント箔の浸食は無かったので
マイグレーションの除去で済みます。
薄い汚れでも、金属皮膜ですから洗剤等では
落とせませんし、金属を溶かす薬品も回路を
を溶かす恐れがあるので使えません。
機体的に削り落とす必要が有りますがヤスリ
等ではソルダーレジストまで削ってしまいます
今回は#8000の金属みがきで拭き取りました。
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