古い多機能ラジオの修理ですが、通常は
この程度の状態の場合は、修理するより
買い替えた方が良いのですが、記念品で
多少費用が掛かっても直してほしいとの
ことで、挑戦する事に。
電池BOXが、アルカリ電池の液漏れで
接点が酷く汚染されて、裏側の配線も
腐蝕して、数本断線しています
電池ボックスの全ての配線を切断して
ケースを分離してから、強酸性水で中和後
温水で完全にすすぎをしてから乾燥。
スプリング研磨、防錆の為接点復活材塗布
ここまで綺麗に出来ました。
さらに困難な問題が!
ロッドアンテナの回転が固くて根元に
過大な力が加わった結果、固定台座が
砕けて無くなってしまってます。
残った部分を平らにして座金で高さを
調整して、キャビネットの外からネジ
を通して固定。
さらに強度が不足なので、アンテナを
キャビネットに充填接着しました。
ライトのスイッチが接触不良で不点灯
スイッチの予備接点が有ったので並列
配線して解決。
切断した配線を一部交換して復旧接続
時計タイマー動作確認AMFM受信確認
ロッドアンテナ固さ調整その他いろいろ
点検して終了しました。
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