沖縄の基地問題 について

 
  
 久々の更新。。 忙しかったのもあるけれど、
この1ヶ月ほど、報道されない日はなかったぐらいの
この「沖縄基地問題」  あんまし堅い話はしたくは
ないんだけど、 やっぱりずーっと気になっていて、
他のブログ記事を書こうにも、まずはこの話を書かないと
って思うと筆が進まず・・・・
 前置きが長くなりましたが、 
この問題、 皆さんはどう思われますか?
 私は、こちら関東に来てから、お会いする方から
「どちらのご出身?」と聞かれること多々有り・・・・
関西弁は、普通にしゃべってても、イントネーションが
違うので、すぐバレてしまうねんな・・・f^_^; 
 
 以前関西にいた時は、独身時代、旧姓の名前から、
「どちらのご出身?」っとよく聞かれたものです。
 平易な名前っぽいけど、知ってる人は知っている、
沖縄の名前なんですね~ 高校野球の選手にも必ず
一名は居るってカンジで・・・・ 
 私の父の祖先が沖縄で、読谷村(よみたんそん)。
私も20代の頃、祖先を知りたく、旅行がてら、読谷村まで
足を運びました。
苗字が地名としても存在してたのでビックリでしたが・・・
 沖縄の読谷村まで行く道中、延々と続く基地のフェンスに
こんなにも基地が沖縄を占めているなんて、と実感として
思いました。  沖縄の基地問題に関心を抱くようになったのは、
その時からだったような、記憶があります。
 一方、夫の祖先は奄美大島の沖永良部島(おきのえらぶじま)。
親戚には徳之島の方もいて、 2年ほど前に子供を連れて
里帰りした際は、親戚一同が集まってくれて、酒盛り・・・・ 
みんな、あったかい人たちです。 
 
 徳之島や沖永良部島は、奄美諸島として、綺麗な海や
自然が自慢のところです。 ダイビングする人はよくご存知の
ところらしいですね。。。 
 沖縄のように直行便はなく、鹿児島から飛んでるセスナ機?
(小型だった)に乗っていくので、 時間も掛かるし、飛行機代も
ハンパじゃない(アジアへ旅行する方が断然安い!)
 足の便がいいほうじゃないので、観光客も少なく、自然が
残っていて、昔ながらの南の島、ってカンジです。 
沖永良部島は徳之島より随分と小さいので、アッという間に
島を一周出来たりします。
 なので、今回の基地問題、突然浮上した候補先が
徳之島とは・・・・ 
 夫と私、毎日ニュースを見るも黙ったまま・・・・
   
 徳之島の住民による反対集会には、ホッと安心したり、
ある町長の容認発言や一部の市議たちが政府と接触したり
すると、どうしたものか、とヤキモキさせられ・・・・
 夫は、「大丈夫、絶対徳之島にはならないから」と
言ってますが、私は心中穏やかでない。。。
 奄美の島々は本島から離れた離島ゆえ、生活上の不便や
経済的に大変、というのも現実としてあるようです。
 
 農作物を扱う叔父に聞いた話。 
気候的には沖縄と大差ないので農作物も同じものが出来る、
でも沖縄の「沖縄ブランド」におされてしまったり、観光客の数は
沖縄ほどでは全くないので、観光や奄美の特産品が経済的に
潤う要素かとなると否、なので、大変よーっと笑いながら
私に話してくれました。  台風も多い地域で農作物が収入源
というのは、わかるやろ、とも・・・  
(奄美の特産品は、黒糖やじゃがいも、マンゴーなど)
 なので、徳之島の一部の人たちが、容認派として動いている
のも、ちょっとは理解できる。 子供達や高齢者の為に、立派な
病院や施設を、という気持ちもわからなくは無い・・・
 
 っが、どうか、ここで踏ん張って欲しい、と思わずにはいられない。
 経済的に大変でも、一時の政府からのアメに釣られて、毎日の
生活を脅かされることになるのは、あまりにも、子供達が
かわいそうだ。 長寿や子宝の島には、やはりそれだけの
見えない力が島全体に具わっているのだから、ぜひその地域力
みたいなものを大切にして欲しい。。。
 親戚の子供達の顔が思い出され、 やっぱり基地を
そんな小さな島に押し付けたらアカン、て思う毎日なのです。。
 では沖縄にこのまま基地が存続していいのか??
 なぜ沖縄に基地があるのか? 
 沖縄のこと、私には他にも知ってるようで、知らない歴史、
悲しい歴史が沢山あります。
 それらを私は興味がありながらも、知っておくべきと
思いながらも、その中身に恐くて直面していない、出来ない
私も同時にいます。 
 
 夫は独身時代、沖縄に赴任していた時もあり、数多くの
沖縄の本を読み漁ったそうです。 それらの本を私に
読んでみイ、と勧めてくれるのですが・・・・ 
 コワイ映画を見ただけで、夢にうなされて飛び起きてしまう私。
読みたい一方、かなり気合をいれないと読めないと
思ってしまって、なかなかその本棚には手が伸びません。。。 
(コワイというのは、勝手な私の表現です。 
沖縄の歴史をコワイとフタしてしまわないで、じっくりと
向き合わないといけないと思っています。 
皆さんも、知らないのに誤解したりはしないでね)
 『本島の人は、他人言のようで冷たい』 と沖縄の人たちは
思っているようです。 
 知事に基地移設のアンケートを取った結果を見ても、NO。 
大阪の橋下知事の関西誘致発言に、私も、何ゆうとんねん、と
思った次第。 
 総論賛成、各論反対。 
皆で分かち合おう、と私もいいたいけど、それがキレイ事、
建前論であることも判ってるから、声を大にして言えない。。。
そんな自分が悲しくもあります。 
故郷の沖縄を擁護したい気持ちと、今の地域にもし基地が
来たら、と想うと・・・・
 
 徳之島か沖縄か、で押し付けあうのではなく、
広く分かち合う方向で、と思ってみるものの、
じゃあ、もし今自分が住んでいる浦安に基地がきたら?
って考えると、もちろんNO! 子供達が毎日過ごす上空を
飛行機が飛び回り、もしかしたら落ちるキケンが、って思うと
とてもじゃないけど、受け入れられない。 
(浦安市の上空は、天候が良くない時に成田行きの飛行機が
進路を変えるのか、時々頻繁に飛んでいます。
私はイヤだな、って思いながらも、子供はヒコウキ、と
嬉しそうで、とても複雑な気持ちになります) 
 皆さんはこの問題、どう思いますか?
もし基地が自分達の住む地域や故郷、大切に想うところに
移設してきたら、どう思いますか? 
 基地を日本国内で押し付けあうのではなく、 やはり
アメリカにNo!と軍縮や基地撤退・縮小を訴えていくことは
出来ないのか?
 すぐには変わらないけれど、 1人1人が少しでも基地反対
の気持ちを持ち、 米国や基地に依存しなくても暮らしていける
社会にしていきたい、そんな社会になっていって欲しい。。。。
 自民党が民主党に政権交代したように、
民意の力で、変わらない、と思っていたことが変わるかも
知れない。 みんなが少しづつ想うことで、願うことで・・・ 
 基地問題についても、いつかそんな日が来ることを
願わずにはいられません。  
 今回の基地問題、 どのような結果になっても、
これで終わりではなく・・・・
 
 私としては、ただただ見守ることしか出来ないのあります。。。

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