助け合い 支えあう ということ

 東日本大震災から、昨日で1ヶ月が経ちました。
昨夕も大きな余震が有り、かなり怖かったですよね。。
私の住む、千葉浦安は、3/4ほどの地域が被害に合われましたが、 
市の復旧活動は急ピッチで進められたこともあり、
(選挙などほったらかしで・・・)
だいぶ、生活できるようになってきたようです。
(下水道の応急復旧が終わったようです・・・)
 
ただ、道路や歩道など、 人の往来が多いところは、整備
されつつありますが、 それでも、 普通に、路面がガタついていたり、
ブロックが転んだ状態でカドが立った危なっかしい状態だったりなど、
子連れでプ~ラ、プ~ラとのんきには歩けないところも多いです。
(私の住む北のエリアは大丈夫ですが。。)
自転車での通行もよく見ながらとか、夜間は結構怖いな~っと
思うような、 まだまだそんな状態です。 
浦安でも、あちこちで、ボランティアが活躍したりしていて、
液状化になってたまった泥砂を、運搬したり住居内から片付けたり・・・ 
私も自分に出来ることは何か、と自らに問いただしても、
たいしたことなど出来ず・・・ そんな自分に腹ただしくもあり、
歯がゆく想い、ジレンマ有り、 情けなくもなってきます。 
 ただ、物資を送ったり義援金、節電、など、 出来ることを
出来る範囲で行おう、と・・・・
こういう支援って、誰かから強制して行うことでもないし、
自分たちが出来ることをやっていけばいいのであって、(といいわけがましく・・・)
 
 でも例えば、ソフトバンクの孫会長やユニクロの柳井会長などの
寄付行為など、やはり、あの人たちだから出来ること。 
自分の義援金の少なさにしょんぼりする、のではなく、やはり、
出来る人が出来る立場から、出来ることを行えばいいのであって・・・
 と、自らを励ますしか、ないよね~ 
ちっぽけな義援金や善意に、やってもムダ、と思わずに・・・ 
ちっぽけなのは、皆同じ。。 津波や地震など自然の前には私たちは
やっぱし、ちっぽけ だよね~・・・・ 
小さな善意が積もり積もって大きな支援につながっていくのだし、
席を譲る、といった、震災支援とは一見、関係のなさそなことでも、
輪廻転生、回りまわって、 支援の輪となっていくような、そんな気がしました。。 
3月の終わりに急遽、大阪から戻ってきたのですが、 帰省の道すがら、
やはりあちこちでそんな善意の輪に助けられました。 
子供と二人で大きな荷物で移動してると、 (宅急便でも大2つ送ってるのに、
なんやこの荷物わ!ってなカンジ(´_`。))  
席を譲ってくれたり、道を開けてくれたり・・・
エスカレーターなど、子供はやっと、左に立つことを覚えたのに、
大阪で右や右、と私に怒られ、また東京駅に着くなり、左やで、と引っ張られ、
子供は戸惑ってばかり・・・ でもそんな中、追い抜いていく人たちも、 
心なしかゆっくりと通ってくれ、温かい眼差しが・・・ 
 いろんな善意に助けられると、私自身も気持ちにゆとりが生まれ、 
義援金でも、と募金箱の横を通ると立ち止まるのでした。。。
こういうのが、善意の輪の小さな小さなひとつかな・・・ 
もちろん、建築士として、力になっていこう、とは思っております。
ただ、そういうのは、最重要緊急課題というよりかは、 
生活が少し落ち着くと さて、住まいをどうしたものか、ってなるのですね。。 
なので、これからが、支援、だと思っております。 
浦安市の木造耐震診断士に登録も出来ましたので・・・(やっとですよ(=^_^=)
応急危険度判定士はまだ持ってないので、今回はザンネンだったんですけど、
またこれから力になれることはやっていきたいと思っています。 
助けあい、支えあう、ということは、 
今回の福島原発しかり、 東北のいろんな工場の操業停止、 
野菜や魚が市場に来ない、などなど、 様々な面で、
私たちは助けられていた事を実感しますよね。 
こんなにも、助けられていたなんて・・・ 
1ヶ月が経ち、 これからが勝負。まだまだ復旧・復興への道のりは長いです。
阪神大震災では、2ヶ月経った3月20日に地下鉄サリン事件が起き、
テレビなどの報道や興味はそちらに移っていったように思います。
半年も経つと、 関西以外では、本当に、何事も無かったかのようなカンジで・・・
(当たり前といえばそれまでですが、、 確か出張で東京に来て、話しの中で、
温度差を感じた記憶が・・・)
 復興にむけて元気になっていくのはいいのですが、 忘れさられていった
震災の街や関西の人間にしたら、それはそれで寂しいもんがありました。。。 
なので、この震災は忘れることはないですが、 
やはり、息の長い支援が必要だと思います。 支援というよりは、共に生きていく、と
いうか、助け合うというか・・・ 支援という形を取りながら、 お互い助けられてる事って
多いと思うのですね。  
 被災地のことを被災された人のことを、心に留めておくだけでも随分と違う・・・ 
私のように、すぐ支援に駆けつけられず、ジレンマを抱えた人でも、 想い続けていれば・・・
今は仕事や学業に忙しい人も、 今の事を一生懸命にやって、お金を貯めてから、
GWや夏休みなどに支援に行く、活動する、など、 いろんなやり方があると思うのです。 
やっと1ヶ月。 まだ1ヶ月。。。。少しづつ すこしづつ。。。 

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