ひきこもり公開セミナー

クリスマス皆様いかが過ごされましたか??

子供達が大きくなり、クリスマスっぽい事は何もしませんが、

今年はちょっと違います。

庭で樹木化しているローズマリー

お料理好きな生徒さんにお渡ししたところ、

こんな素敵に変身。浄化力高いローズマリーでぷらくりてぃ空間も浄化

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さて、日常に追われて、ブログご無沙汰してます。

 

先日(既に一月前)千葉市ひきこもり地域支援センター主催の公開セミナーへ

「ひきこもりの理解と支援について」

講師はひきこもりの第一人者である筑波大学の斎藤環先生

 

この先生の本を何冊か拝読してますが、生の講演会はさすが、です。

わかりやすく、歯切れのよく、睡眠不足&昼ご飯後の心配も無用

独特の視点をお持ちの先生ですが、聞けば納得、が盛り沢山

沢山の質問にこれまた的確に迷いなく、次々とお答えいただき、

「へーっ?!」と新たなる視点・発見がありました。

自分なりに整理覚書。サクッとですが、どうしても長いです。ご興味のある方はどうぞ。

 

ひきこもりとはあくまでも状態を表す言葉で、

内閣府の発表では54万人ですが、年齢も区切っているためもっと多く100万人はいるのでは??

ひきこもりを考える時は個人の問題(ミクロ)だけではなく、マクロの視点が必要で、

広い意味で社会システム全体の問題でもある事を考えていかねばならない、と。

 

ちょこっとしたきっかけで失った居場所。どの家庭のどんな子でも起こりうる事。

そこから長期化している場合が多いようです。その場合は本人や家族の自助努力だけで解消される事は少なく、第3者とのつながりがとっても重要なキーになってくるそうです。

 

決して日本だけではなく、また英米に多いヤングホームレスとの共通点は「居場所がない」

そして不登校との関連性から、家族や周囲の協力者の在り方、お金の事などなど・・・。

多岐にわたってお話しいただきました。

 

家族にとっても、第3者にとっても大切なのは

「安心・安全をベースにした居場所作り」

「不安をベースにしない」

 

例えば、

食いつぶれれば働く、働かないと○○になる!、周囲と比べるはNG

 

自立を促す目的で「ほっとく」もありではと思いがちですが最悪だそう、

「親はいよいよ私を見捨てたか??!!」=「安心安全」の正反対に!!

 

「安心・安全」にしたら出ていく必要性を感じないのでは?!と

親は不安になりますが、だからといって、酷くなることは決してない、と。

今の若者は親世代と違って働く理由が根本的に違うとの事

食べるためという発想ではなく、承認されるためだそうです。

 

昨年の精神ボランティア講座でも拝見した「マズローの欲求段階説」がまたまた登場

1段階生理的欲求、2段階安全欲求、3段階関係欲求そこをクリアしての4段階承認欲求

すなわち承認欲求の安定の為には1,2,3段階の安定を満たすことが不可欠だそう。

 

安心安全のためにも対話が一番

正論や議論、説得、叱咤激励に走りがちですが

「そのままでいいよ!」と言う自然な態度で対話を続ける事

親の下心「◯○させたい」「変えたい」「◇◇を決める」を対話の目的に入れない!

とかくそうなりがち、身に覚えが・・・耳が痛いです。

 

そして本人の「楽しい!」「やりたい!」気持ちを大切にしてあげて、と。

「たのしい!!」が一番。そこから、次への欲求が育ちます。

 

抱えているご家庭では、どんよーりしたり、気を使ったり。

親だけ楽しむのは・・・と社会活動を縮小しがち(とくにお母さん)

先生もおっしゃれてましたが、親もプライベートはしっかり楽しむことも大切

 

先の見えない不安いっぱいで最中は親も子も必死

そういう時は、自分に戻る時間、ほっとする時間、を大切にしてくださいね。

親しい方とのおしゃべり、趣味や旅行、などなど

 

もちろん、呼吸を見ていく事、ヨーガセラピーは、とっても効果的

 

穏やかな日常が皆さんに訪れますように

 

 

 

 

 

 

 

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