アーカイブ | 2008年10月15日

音色探し

出したい音色を出すってなかなか難しいです。
今でこそ、だいぶコントロールできるようになりましたが、
学生の頃は、よく出したい音が出るまで1音だけ引き続けたり、
1フレーズだけ引き続けたりしていました。
指の打鍵の角度だったり、押す強さ、体の姿勢、ほんの少しのことで、
音色は変わります。
気がつくと1.2時間あっという間に過ぎてしまって。
今になってみると、そういう作業が身になってるんだなと思います。
自分のイメージする音がでるまで、何度も弾いて探す。
やり始めると途方も無いような気になることもありますが、
出せた時の達成感は格別です。