ポリフォニーは、日本語にすると多声音楽となります。
複数の旋律が別々の動きをして重なりあって音楽が流れて行きます。
ちなみによく使われる「旋律と伴奏」の組み合わせはホモフォニーと言います。
ポリフォニー音楽で有名なのはバッハです。
ある程度ピアノが弾けるようになるとバッハの曲を弾き、ポリフォニーを学び始めるのですが、
これが結構難しい。
1つの体と脳で、全く違う動きをする旋律を組み合わせて弾くのですから、頭がこんがらがって来てしまいます。
なんとか自然にポリフォニーを取り入れられる教材はないかなと探していた時に見つけたのがこの教本です。
簡単なカノンから始まり、親しみやすい曲を取り入れながら段階を追ってポリフォニーを学ぶことができる内容になっています。
バッハを弾く前の生徒さんに是非取り入れたみたいと考えています。
アーカイブ | 2012年5月12日
現代曲
ひょんなことから作曲家の先生に、先生の作品の楽譜をお借りしました。
久しぶりに本格的な現代曲の楽譜を開いてみると、
普段あまり使わない低音や、裏拍でのアクセントなどが出て来て
刺激的で面白いです。
私は思い返すと小学生の頃から作曲家の先生と縁があり、
その先生や、他の作曲家の作品を弾く機会に恵まれていました。
そのせいか、大人になってからも現代曲に抵抗感が無く、
むしろ楽しんで弾いています。
5拍子や7拍子などの変拍子も好きです。
若い頃から様々な曲に触れ合えたことをとても幸運に思っています。
生徒さんにもいろんな曲に触れ合ってもらいたいと考えています。